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2025年マンガ大賞を受賞した漫画5選

今回は2025年3月に発表された「このマンガが凄い!大賞」を受賞した漫画を5選紹介していきます。マンガ大賞を受賞した漫画は例外なく、その後大ヒット作品となっていきます。今後アニメ化や映画化する可能性を秘めた作品ばかりです。

今回は238作品のタイトルのエントリーの中から、上位5位に輝いた作品を第5位から紹介して最後に第1位の作品を紹介していきます。

まだ読んだことない人はぜひ、このタイミングで読んでみてください。どの作品もハマること間違いありません。

どくだみの花咲くころ 城戸志保先生

どくだみの花咲くころの画像どくだみの花咲くころより引用

第5位に輝いたのは城戸志保先生の「どくだみの花咲くころ」です。本作は「アフタヌーン四季賞秋のコンテスト」で大賞を受賞。さらにXで公開した際には6万以上の「いいね」が寄せられ大反響を呼び、講談社の「アフタヌーン」で大好評連載している作品です。

本作では予測不能な動きをしてクラスでも浮いた存在の信楽と何でもソツなくこなす器用な優等生・清水の二人がメインキャラとなっています。

ある日、清水は図工の時間に盗み見た信楽の紙粘土の作品に心を奪われていくところから、物語は始まっていきます。信楽と清水は性格が正反対な二人。正反対だけど、どこか惹かれ合う不穏で愉快な友情物語が他にはない読み味です。

優等生だけど「嫌われることを恐れる」清水が周りに嫌われる事を何とも思わない独特な信楽に惹かれて、徐々に変わっていきます。その変わっていく姿や信楽との芽生えた友情は読んでいて、心地よいです。

図書館の大魔術師 泉光先生

図書館の大魔術師の画像図書館の大魔術師より引用

第4位に輝いたのは泉光先生の「図書館の大魔術師」です。本作は「アフタヌーン」の2017年12月から連載が開始された漫画になります。過去には「次にくる漫画大賞2018年」や「全国書店員が選んだおすすめコミック2019年」などの漫画企画にノミネートされた話題作です。

本作の主人公は田舎に住む本が大好きな少年・シオ・フミス。シオがある出会いをきっかけにこの世界の本を管理する中央図書館の司書(カフナ)を目指すことから物語は始まっていきます。話のメインとなっているのが「本」です。

いわゆる紙で構成されてる本だけでなく、文字が刻まれた石板や粘土板、巻物、冊子など多種多様な本が中央図書館に管理されています。この数々の本を巡る展開がとても面白いです。

元々、シオは図書館への出入りさえも制限されている貧しい生活を送っていました。ストーリー的にはそんな不遇の環境にいたシオが自分の境遇を克服して成長していく漫画の王道パターンです。ただ、シオが成長する姿やどんなに辛いことにもくじけずに立ち向かう姿には心が打たれること間違いありません。

また、本作はとにかく作画が良いです。人物はもちろん、背景や建物などがとても上手で細かく描かれています。さらには、登場する女性キャラは全員美女。自分の推しを見つけながら、話に没入できると思います。

ふつうの軽音部 出内テツオ先生、クワハリ先生

ふつうの軽音部の画像ふつうの軽音部より引用。

第3位に輝いたのが出内テツオ先生(作画)・クワハリ(原作)の「ふつうの軽音部」です。元々、2023年1月から9月まで集英社の「ジャンプルーキー!」に投稿されてた作品ですが、2024年1月から「少年ジャンプ+」で連載開始。そして、瞬く間に話題作となりました。

本作は渋めの邦ロックが大好きな女子高生・鳩野ちひろが主人公です。ちひろは中学生時代にある出来事のせいで、自分の歌声やバンドの趣味にコンプレックスを抱いていました。
ですが、高校入学後に軽音部に入部して、陽キャ女子の内田桃や幸山厘、人気バンドでギターを担当してた藤井彩目と出会って、音楽とバンドを通して多くの経験を経て成長していく青春物語です。

タイトルにある通り、本作はふつうの軽音部の話です。プロ顔負けの音楽スキルを持つ主人公が周囲を圧倒したり、プロを目指すような話ではありません。それでも、ちひろが目指す「かっこいいバンド」が徐々に形成されていく展開や癖のあるキャラのやり取りは面白く、一度読んだら抜け出せない魅力があります。

高校時代の青春物語を読みたい人や音楽が大好きな人ほど、ハマっていく作品だと思います。

路傍のフジイ 鍋倉夫先生

路傍のフジイの画像路傍のフジイより引用。

第2位に輝いたのが鍋倉夫先生の「路傍のフジイ」です。本作は「次にくるマンガ大賞2024」や「このマンガがすごい!オトコ編」など各賞でも上位に挙がっている話題作。既に単行本は累計80万部を突破するなど、これから更に話題になること間違いなしの作品です。

本作の主人公は謎の多い中年会社員の藤井です。顔も中身も地味な藤井は口数が少なく、目立たない人生を送っていますが、自分の中で一本芯が通ったまっすぐな人間性を持っています。そんな藤井と同じ会社に勤める変わらない日常につまらなさを感じる田中や美人で謎の多い石川など、周囲の人間が関わりを持ち始める物語となっています。

本作は物語が大きく盛り上がるような大きな事件は描かれません。何か特殊な能力を持つキャラが登場することもありません。ただ藤井の淡々とした日常が描かれています。ただその藤井の生活や各キャラの心理描写が丁寧なため、ストレスなく読み進めることができます。

考え方や価値観が異なるキャラが藤井の生活を知っていくほど、読んでてどんどん藤井を好きになっていきます。「自分の幸せとは何か?」、藤井を通して発見できる作品です。

ありす、宇宙まで 売野機子先生

ありす、宇宙までの画像ありす、宇宙までより引用。

マンガ大賞2025の大賞に輝いたのが売野機子先生の「ありす、宇宙まで」です。本作は小学館の「ビックコミックススピリッツ」で連載中の作品となります。

本作ではひとりの少女が日本人初の女性宇宙飛行士になっていく様を描いた作品です。主人公は容姿端麗でスポーツ万能な人気者だが、言葉が拙く日々の授業にもついていけない女子中学生・朝日田ありす。

ありすが孤高の天才・犬星類に出会い、夢に向かって挑戦していく展開が共感を集めています。そんなありすの生きづらさに共感してくれる犬星。犬星の「おれが君を賢くする」という言葉から、二人の運命は動き始めました。
ありすは自分ではどうしようもない状況に生きづらさを感じていました。その生きづらさからが共感できる内容になっています。さらに、そんな状況からの脱却と挑戦するありすの頑張る姿を見たら、応援せずにはいられません。この共感力の高さと夢を追う爽快感が本作の見所だと思います。

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本ページの情報は2023年10月5日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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