今回は大人気漫画・鬼滅の刃の最後のエピソードとなる「無限城編」の映画情報を紹介していきます。2019年よりアニメ放送が始まっている鬼滅の刃ですが、とうとう最終章に入りました。
映画は三部作となってますが、今回は第一章の情報をまとめて解説していきます。
映画公開日は?
3月1日にとうとう無限城編の映画公開日が発表されました。「第一章」となる本作の映画公開日は2025年7月18日(金)です。特記すべき点は劇場館数。なんと全国で445館と今まで以上に多くの劇場で公開されます。さらに、世界100国以上でも公開される予定です。
また、映画の公開前には今までの鬼滅の刃のエピソードを振り返っていく「鬼滅シアター 特別編集版」が4月4日(金)より1週間ごとに上映も決定されました。鬼滅の刃の中でも屈指の人気を誇る「無限列車編」の劇場版が5月9日(金)よりリバイバル上映されます。
無限列車編は日本の映画史上、最も売れた映画です。無限城編の公開前に見に行ったらより映画を楽しめそうですね。
映画ポスター解禁

3月1日(土)には映画の公開日発表に併せて、映画のポスターが解禁されました。流石鬼滅の刃。映像美が伝わってくるポスターです。主人公の炭治郎と兄弟子・義勇が前面に描かれながら、柱や禰豆子が真ん中に細かく描かれています。そして、ポスター上段には覚悟を決めたようなしのぶの顔が大きく描かれ、その右側に上弦の鬼たちが描かれています。
無限城編はどんなエピソード?
ここからは鬼滅の刃を詳しく知らない人や無限城編を知らない人に向けて、無限城編がどんなエピソードかついて紹介していきます。
無限城編は、原作の16巻から23巻にかけて描かれるエピソードです。柱稽古最中だった鬼殺隊の本拠地・お館様の屋敷に鬼の始祖・無惨がやってくるところから物語は始まります。
お館様が自らの命を犠牲に爆発を起こし、面食らった無惨に鬼殺隊士が奇襲を仕掛けようとしましたが、無惨が柱や炭治郎を無限城に落下させます。
そして、異空間のような構造を持つ無限城が戦いの舞台となって上弦の参・猗窩座、上弦の二・童磨、上弦の壱・黒死牟との命を懸けた死闘が描かれていきます。
無限城編は遊郭編や刀鍛冶の里編の戦いを遥かに超える規模の戦いです。戦いの見所はそうですが、戦いに敗れていく隊士の最期や覚悟が悲しくも見逃せないポイントです。
さらに、鬼殺隊を苦しめる上弦の鬼たちにも泣ける過去がある点も見所。一瞬たりとも見逃していいシーンはありません。
無限城編の構造

無限城編は上弦三体との死闘、新たに上弦となった鳴女と獪岳、計5体の戦いが描かれています。そして、その後に無惨との最終決戦へと繋がっていきます。そのため、映画でも「三部作」で劇場公開される予定です。
ここからは各章でどう描かれるのかを考察していきます。
第一章
決戦の火蓋を切る第一章では、無限城に落下した鬼殺隊士がモブ鬼と対峙するところから始まり、猗窩座と炭治郎&義勇の戦いがメインで描かれると思います。
本来原作ではモブ鬼と対峙した後、最初に上弦の鬼と対峙するのはしのぶです。ただ、しのぶが対峙するのは上弦の弐・童磨。童磨の後に新たに上弦の陸になった獪岳と善逸の戦いが描かれ、炭治郎&義勇と猗窩座の死闘と続きます。
鬼滅の刃のアニメは原作に忠実に描かれていますので、今までの展開からしたら童磨戦が第一章で描かれるはずです。しかし、この流れだと、一章と二章の区切りが微妙になってしまいます。
実は童磨戦はしのぶが戦った後、カナヲと伊之助が立ち向かう展開です。しのぶ戦の前半戦とカナヲ&伊之助の後半戦の間に獪岳戦と猗窩座戦が描かれています。
第一章で童磨戦の前半戦と獪岳戦をやるかもしれません。ただ、これだと「童磨の戦いはどうなったの?」、「続きを見るには二章を待つしかないの?」と疑問を抱いたまま、次の戦いに話が移ることになります。もやもやする人もいるかもしれません。
話の展開で考えてもそれよりかは獪岳戦をやった方がすっきりしますよね。ですので、第一章では最初に獪岳戦をやって獪岳戦をやって、多くの時間が猗窩座戦になると予想します。
やはり、第一章で主人公が活躍する姿が見たい人は多いですよね。第一章の映画ポスターでも炭治郎と義勇がメインで描かれてますから、活躍する可能性は高いと思います。
第二章
獪岳戦と猗窩座戦が第一章で描かれたのであれば、第二章では童磨戦が前後半連続で描かれると思います。
童磨戦はしのぶの後、カナヲがどうやって童磨と戦ったのか細かく描かれていません。ですので、第二章ではアニオリが追加されるかもしれません。童磨戦は前半後半とあってかなりボリュームが多い戦いです。他に戦いが描かれることはないと思います。
第三章
映画の最後となる第三章では最強の上弦の壱・黒死牟と無一郎・玄弥・実弥・悲鳴嶼の死闘が描かれることで確定です。黒死牟戦は無限城編の中でも特に過酷かつ激闘の展開が続く戦い。
三部作の最後を飾るに相応しい戦いだと思います。黒死牟戦では4人が揃って黒死牟と戦うわけではありません。最初に無一郎が対峙してその次に玄弥、実弥、悲鳴嶼と続いていきます。
さらに、黒死牟の回想でも原作では三話以上描かれていたので、映画一作でも足りるのか心配になるほどのボリュームです。もしかしたら、第三章は三時間ほどの大作になるかもしれません。
第二章と第三章はいつ公開される?

鬼滅の刃はこれまで約1年の間隔で新エピソードが公開されています。前作のアニメ「柱稽古編」は2024年5月から7月まで描かれていました。そして、今回の第一章は7月18日の公開。
大体1年の間をあけていますので、第二章と第三章も1年の間を開ける可能性は高いです。ですので、第一章が年内に上映終了した場合、第二章は早くて2026年7月、遅くて2027年1月になるのではないでしょうか。
そして、その1年後に第三章となります。第三章が終わった後には宿敵・無惨との最後の戦いも残されています。鬼滅の刃が完結するのはまだ先となりそうですね。