呪術廻戦

呪術廻戦「14巻」のネタバレと考察・感想まとめ|特級VS特級の超展開!真人もついに動き出し…

呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)14巻のネタバレや考察、感想・あらすじを解説。宿儺と漏瑚・魔虚羅のハイレベルな戦闘、虎杖と真人の因縁の対決が描かれている「116〜124話」が気になる方はぜひご覧ください。

この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。

呪術廻戦14巻の概要・あらすじ

宿儺のハイレベルな戦闘が描かれる

呪術廻戦14巻の表紙(両面宿儺)
該当話 116〜124話
連載時期 2020年35号〜2020年44号

14巻では、宿儺・漏瑚に続いて宿儺・魔虚羅の間で戦闘が起こり、作中でも屈指のハイレベルな戦いが描かれています

前半部では、宿儺・漏瑚の戦闘が終わり、続けて伏黒が呼び出した魔虚羅と宿儺が戦います。
後半部では肉体の主導権を取り戻した虎杖が、因縁の相手である真人と戦うことに。

収録話について

  • 116話「渋谷事変34」
  • 117話「渋谷事変35」
  • 118話「渋谷事変36」
  • 119話「渋谷事変37」
  • 120話「渋谷事変38」
  • 121話「渋谷事変39」
  • 122話「渋谷事変40」
  • 123話「渋谷事変41」
  • 124話「渋谷事変42」

14巻の見どころ/ポイント

ついに再会…!因縁の対決

渋谷で再会する真人と虎杖呪術廻戦120話より引用。

里桜高校事件で激闘を繰り広げた虎杖と真人。2人はついに渋谷の地で再会し、己の信念をかけた「死闘」を始めるのでした。

主人公虎杖の想い、真人の欲望が真正面からぶつかり合う、作中屈指の名勝負です。

この先には、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。

呪術廻戦14巻のネタバレ

116話「渋谷事変34」

前話の流れのまま火力勝負を行うこととなった宿儺と漏瑚。

お互い向かい合って技を放つと思いきや、死んだはずの花御・陀艮と漏瑚があの世のような場所で再会する場面へと飛びます。

漏瑚は宿儺に敗北し死んだことを察している様子で、花御・陀艮に「すまない」と謝罪します。

しかし、呪霊側にはまだ真人が残っており、真人がまだまだ強くなるため頭に据えたのだろうと漏瑚に言う花御。

花御・陀艮に対して最後の別れを告げる漏瑚の背後に、突如宿儺が登場します。

宿儺は漏瑚に対して、打算も計画もなく手当たり次第に焼き尽くし、未来も種もかなぐり捨てて理想を掴み取るべきだったと話します。

「そうかもしれない」と首肯しかける漏瑚ですが、宿儺に「誇れ お前は強い」と言われ自然と涙をこぼします。

場面は戻って、宿儺の技を受けて燃え尽きた漏瑚を見下ろす宿儺のシーンへ。

その宿儺の元に、「お迎えに参りました」と裏梅が登場します。

時刻は23:07。

頭から血を流して気を失っている伏黒に対し、「起きろよ クソ術師」と言い放つ呪詛師の重面春太に巨大な影が迫っていました。

117話「渋谷事変35」

前話から時間が少し遡り、時刻は23:05。

重面春太に刺された伏黒は出血しボロボロながらも、自らの術式を開示しつつ重面春太から距離を取ろうとします。

術式について話しながらも、

・五条家と禪院家の仲が悪い理由は、昔御前試合で当主同士が戦い両方死んだため
・その時の五条家当主は五条と、禪院家当主は伏黒と同じ術式を持っていた

と五条から聞いた話を思い返す伏黒。

漏瑚の極ノ番「隕」によって生み出された隕石が着弾し、地震かと勘違いするほど地面が揺れたことに気を取られた重面春太に対し、伏黒は術式の開示を続けます。

そして「布瑠部由良由良」の言葉と共に、歴代十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)師の中に調伏できたものはいないという「八握剣 異戒神将 魔虚羅」を呼び出します。

自分と重面春太を対象に調伏の儀式を強制的に起こすことで、自らの死と引き換えに重面春太の道連れを狙ったのです。

伏黒は魔虚羅の一撃を食らって仮死状態に。

重面春太も魔虚羅の攻撃を食らいそうになりますが、裏梅と話している最中に何かを察した宿儺が重面春太の元に移動し、魔虚羅の攻撃から救います。

宿儺は伏黒が呪詛師を巻き込んで調伏の儀を起こしたことを察し、仮死状態の伏黒に反転術式をかけ命を救います。

伏黒を生かすため、宿儺は魔虚羅を倒して調伏の儀をなかったこととすることを目論みます。

118話「渋谷事変36」

魔虚羅の刃の攻撃を腕で受けつつ、魔虚羅に「解」の術式によって斬撃のダメージを与える宿儺。

魔虚羅の刃は対呪霊に特化した「退魔の剣」であり、反転術式同様に正のエネルギーを纏っているため、呪霊なら一撃で消し飛んでいるものでした。

頭部の法陣が回転したことで傷が癒えた魔虚羅は、宿儺の放った「解」の斬撃を弾き、呪力が込められた一撃によって宿儺を”帳”外へと吹き飛ばします。

建物をいくつも貫通しながら吹き飛ばされた宿儺の元に、魔虚羅が瞬時に移動して再度攻撃を加えようとしますが、それを避けた宿儺から至近距離で「解」の斬撃を受けることに。

宿儺に蹴られ地面へと叩きつけられた魔虚羅ですが、再度頭部の法陣が回転したことで身体の傷が癒えます。

それを見た宿儺は、魔虚羅の能力があらゆる事象に適応する、最強の後出し虫拳であることを見抜きます。

少年院で伏黒と戦った時に魔虚羅を出されていたら、敗れていたかもしれないと心中で思う宿儺。

伏黒に対し称賛の笑みを浮かべながら、領域展開「伏魔御厨子」を披露しました。

119話「渋谷事変37」

宿儺は伏黒への影響を考慮し、領域展開「伏魔御厨子」の効果範囲を半径140メートルの地上のみに絞ります。

その効果範囲では、魔虚羅だけでなく一般人・建物も含めて宿儺の斬撃が絶え間なく浴びせられることとなりました。

魔虚羅は前話回転した法陣によって、宿儺の「解」ではなく斬撃そのものに適応していたため、領域展開で「捌」を浴びせられても生き残っていました。

法陣の回転によって「捌」を受けた傷の再生が終わろうとしていましたが、宿儺の「開」を受けて魔虚羅は倒されました。

魔虚羅を倒して戻ってきた宿儺から「去ね」と言われ逃げようとした重面春太は、七海との戦闘で使い果たしていたために術式が発動せず、宿儺の領域展開の影響を受けてか体が分断されて死亡しました。

一方宿儺は、肉体の主導権が虎杖に戻ることを感じ、夜蛾学長・家入の元に負傷した伏黒を運ぶと、再度渋谷へと戻りました。

120話「渋谷事変38」

時刻は23:14。

虎杖に肉体の主導権が戻ることを察した宿儺は、自身の領域展開によって更地と化したところを虎杖に目の当たりにさせるため、道玄坂109前に戻ってきました。

虎杖は宿儺に肉体の主導権が奪われていた際に、多くの一般人が死んだこと、美々子・菜々子を殺したこと、パンダ・日下部すらも巻き込んだことを自覚し嘔吐。

死んだ祖父の言葉や自分の発言と現状のギャップに苦しみますが、このままではただの人殺しであるため、敵と戦わなければと覚悟を決めます。

一方、漏瑚の攻撃を受けて上半身を燃やされた七海は、瀕死で意識が朦朧とした状態のまま改造人間の集団と会敵。

改造人間を倒したところで真人が現れ、死を覚悟したところで目の前に虎杖が現れます。

七海は言ってはいけないとは思いながらも「後を頼みます」と言い残し、虎杖の目の前で真人によって殺されました。

それを目の当たりにした虎杖は激高し、真人と因縁の対決を繰り広げることに。

121話「渋谷事変39」

虎杖は真人に向かって走り出しますが、真人が改造人間を放ち、更に魂の形を変えることを察して攻撃を回避します。

体勢を立て直すも目の前には真人がおらず、後方から「多重魂」「撥体」の攻撃を受けることに。

開いた口を押さえてガードしますが、開いていた口から真人が現れ、顔面に傷を負ってしまいます。

「どうして人の命を玩ぶことができるんだ」と問う虎杖に対し、「オマエは俺だ」「そいつを認めない限りオマエは俺には勝てないよ」と返答する真人。

虎杖は七海の遺言を思い返し、怒りを抑えて自分が呪術師であることを証明しようとします。

一方で真人は、虎杖に「無為転変」が効かないこと、自身の魂の形を広げるのは的が大きくなり自殺行為であることに思い至り、魂の形を変えずに虎杖の心臓をブチ抜くことを目論みます。

二人は向かい合うも真人の拳は虎杖に当たることなく空を切り、「膝抜き」によって真人の視界から消えた虎杖は渾身の「卍蹴り」を放ちます。

虎杖は卍蹴りを受けて体勢を崩した真人に追撃をし、真人のカウンターを交わします。

そして戦いはラウンド2へと移行することに。

122話「渋谷事変40」

時刻は23:19。

戦いは更に勢いを増し、時間差変形・自切・切合と虎杖は以前戦った時より真人の手数が増えていることを実感します。

一方で真人は、リスクの冒し所を間違えると死ぬと察し、虎杖のメンタルには改造人間の方が効くことからも改造人間主体で攻めることに。

時刻は遡って21:30。

五条封印後、虎杖を殺そうとする真人・脹相(ちょうそう)と、それを止めようとする漏瑚たちは地下5階から地下4階へと移動。

真人は二人に分裂して漏瑚から逃げおおせていました。

時刻は23:16。

二人に分裂した内の片方は、地上の道玄坂小路で釘崎と会敵していました。

分裂した真人の目的は、虎杖と親しいと思われる釘崎の死体を晒して、虎杖の魂(メンタル)を折ることでした。

123話「渋谷事変41」

時刻は23:14。

“帳”外の松濤文化村ストリートで新田明が救急隊員に助けてもらっている一方、釘崎は虎杖・伏黒たちが戦っているのに一人だけ帰ることはできないと、再度”帳”の中に向かいます。

一方で地下の真人は、一般人を巻き込みながら虎杖と戦っています。

一般人の無事を確かめようとした虎杖は、破裂した改造人間の血を浴びて視界を奪われ、真人の攻撃をなす術なく受けてしまいそうに。

場面は変わって、釘崎と真人の分身の地上での戦闘へ。

真人の分身は本体のように自分の形は変えられるものの、改造人間をイジったり他社の魂には干渉ができません。

釘崎は真人の術式を警戒しつつ釘を用いて真人への攻撃を続け、「簪」を連続して発動することで真人の体を固定、真人の分身に「共鳴り」を叩き込みます。

「共鳴り」は真人の本体・分身のどちらにもダメージを与え、虎杖へ攻撃しようとしていた真人の本体は動きを止めてしまいます。

真人の分身は、虎杖だけでなく釘崎も自身の天敵であることを痛感。

少し離れた所で自身の呪力が爆ぜる感じがした釘崎に、真人本体ではなく分身であり術式が使えないことを見抜かれます。

124話「渋谷事変42」

釘崎の「共鳴り」によって、真人の本体は体が思うように動かない状態に。

虎杖は釘崎に感謝しつつ、動きを止めた真人に攻撃を畳み掛けます。

一方で真人の分身は、戦闘を続けることなく釘崎から逃走し、虎杖と本体のいる地下へと向かいます。

真人の本体も同様に、分裂して虎杖から逃走。

目の前から走ってきた分身と合流すると思いきやそのまますれ違い、分身を追ってきた釘崎に真人の本体が迫ります。

釘崎は分身との戦闘で掌への警戒を解いていたこともあり、真人に左目付近を触られ「無為転変」を受けてしまいます。

「無為転変」を受けた釘崎に何が起こるか判明する前に、9年前の2009年、釘崎が6歳の時の回想が始まることに。

14巻の考察・解説ポイント

Q.魔虚羅とは?

禪院家の術式「十種影法術師」で呼び出せる中で、最強の式神。無下限呪術の使い手と差し違えるほどでも調伏できた者は誰もいません。

Q.魔虚羅の強さと能力は?

右腕には対呪霊に特化した「退魔の剣」が存在し、反転術式と同様の正のエネルギーを纏っているため、呪霊ならば一撃で消し飛ばせるほどの威力を持ちます。
また、背部の法陣が回転することで傷を治癒。あらゆる事象へ適応する能力を持ち、倒す方法は「初見の技にて適応前に屠る」しかありません。

Q.宿儺の斬撃とは?

宿儺の斬撃は二種類存在します。1つ目は通常の斬撃である「解」、2つ目は呪力差・強度に応じ一太刀で対象を卸す「捌」です。

Q.「伏魔御厨子」とは?

宿儺の領域展開。他の領域展開とは異なり、結界で空間を分断しないのが特徴。相手に逃げ道を与えるという”縛り”により底上げされた必中効果範囲は、最大半径約200メートルに及びます。

Q.重面春太の術式とは?

日常の小さな”奇跡”を蓄え、命の危機に関わる局面で奇跡を放出する術式。奇跡の多寡は目元の紋様で識別可能ですが、重面自身はそれを自覚していません。

Q.多重魂とは?

真人の「無為転変」により、二つ以上の魂を融合させる技

Q.撥体(ばったい)とは?

多重魂によって発生した拒絶反応を利用し、魂の質量を爆発的に高め相手に向け放つ技。

呪術廻戦14巻の感想

宿儺と裏梅の関係とは?

呪霊グループに協力する白髪オカッパは、「裏梅」と判明。さらに裏梅は宿儺と顔見知りであり、1,000年前の生き残りの可能性が出てきました。

宿儺は裏梅を使って何か計画を進めている様で、呪霊グループとは別に、巨大な陰謀が渦巻いていることが分かります。

果たして、宿儺と裏梅と共闘する展開はあるのでしょうか。

釘崎のラストが衝撃的すぎる…

釘崎が真人の無為転変を喰らうという、衝撃のラストで終了しました。それと同時に、釘崎の過去回想が開始。

以前、七海が真人の領域展開に呑まれた際も過去回想が入りましたが、その時は七海が無事生存。

七海と同様に、釘崎は生き残るのでしょうか。それとも…。先が気になって仕方ありません。

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(C)芥見下々
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