呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)の「反転術式」を解説。術式反転・生得術式との違い、反転術式でできること、使用できるキャラ一覧も掲載しています。
反転術式とは?できること
「+の呪力」を生み出すこと
反転術式とは、本来「-(マイナス)」である呪力を体内で掛け合わし、「+(プラス)」の呪力を生み出すことを指します。
算数における「(-)×(-)=(+)」の式をイメージすると、わかりやすいです。
では、反転術式で+の呪力をあえて作り出す意味は何でしょうか?
反転術式でできる2つのこと
反転術式の+の呪力を使えば、下記2つのことができるため、重宝されています。
1.体の治癒ができる
反転術式で生み出した+の呪力を使えば、体の治癒が可能に。そもそも呪力は負の感情(-)から生まれるので、体へのストレスとなり、本来治癒には向いていません。
しかし+のエネルギーを使えば、ストレスとは逆に体を元気付けることが可能になります。そのため反転術式を使うことで、人間は体の治癒が可能になるのです。
【呪霊に反転術式は必要なし】
呪霊はそもそも体が呪力(-)でできているため、反転術式は必要ありません。反転術式ではなく、“呪力による”補填・治癒が正確です。
2.術式反転を使用できる
2つ目は、術式反転が可能になるということ。術式反転との違いが分かりにくいので、頭に「?」が浮かんだ方が多いかと思います。
とりあえず「術式による攻撃のレパートリーが増える」と理解してもらえば大丈夫です。
反転術式と術式反転の違いは、次の章で詳しく解説します。
反転術式は+の呪力を作り出すこと
体の治癒、術式反転が可能になる
術式反転との違い
そもそも術式反転とは?
+の呪力を流して、術式効果を反転させること
術式反転とは、「+の呪力を流し込むことで、術式効果を反転させる」こと。本来-の呪力を流し込むところに、あえて+を流し込み、術式の効果を真逆にするのです。
例えば卵焼きを作る場合、砂糖を入れるのと塩を入れるのでは、全く別の味になりますよね。五条の能力で言うと「集束←→発散」です。
五条の術式順転:集束
五条の術式反転:発散
裏梅の術式順転:氷
裏梅の術式順転:炎?(おそらく)
ただ、この説明でもまだ分かりにくいと思うので、「+の呪力を流しこむ」「術式効果を反転させる」の2つに分けて解説します。
「+の呪力を流しこむ」とは?
「+の呪力を流しこむ」=反転術式を使っている
まずは「+の呪力を流しこむ」という言葉の説明から。先ほどの章で説明した通り、+の呪力は反転術式によって生み出されます。
つまり、反転術式はエネルギーを生み出す行為そのもの、術式反転はエネルギーを使った攻撃のことを指します。
そもそも反転術式を使えなければ、術式反転は使えないということですね。反転術式と術式反転が全く別物であることが分かります。
「術式効果を反転させる」とは?
「術式効果を反転させる」=技が変わる
「術式効果を反転させる」をわかりやすく言うと、「いつも使ってる術式の効果を真逆にする」ということ。
そもそも、作中で各キャラが発動している術式は、-の呪力を流し込んで発動しています。これを正式には「術式順転」といいます。
一方「術式反転」は、その名の通り、-とは真逆の+の呪力を流し込んで発動。真逆の素材を使って発動しているので、効果もいつもの術式と真逆になるのです。
五条の術式順転「蒼」は引き寄せる力。術式反転すると効果が逆になるので、「赫」は弾く力となっています。
①反転術式は+の呪力を作り出すこと
②術式反転は+の呪力を流し術式効果を反転させること
③術式順転は-の呪力を流し術式効果を発動すること
普通の術式(生得術式)との違い
生得術式とは?
作中で『術式』という言葉が多々使われていますが、基本的には「生得術式」のことを指しています。
「生得術式」は先天的に刻まれているもので、伏黒の影法術や五条の無下限呪術も生得術式に該当。他人が真似するのはほぼ無理です。
違いは、後から習得できるかどうか
反転術式と生得術式の違いは、後天的に習得できるかできないか。
反転術式は体内の呪力コントロールの問題なので、向き不向きはあるものの、努力次第で習得可能です。
しかし生得術式は生まれ持った才能であり、後天的に身に付けることは困難。乙骨のコピー能力などが無ければまず不可能。
反転術式は後天的に習得できる
生得術式は後天的にほぼ習得できない
反転術式を使用できるキャラ
反転術式は複雑な呪力コントロールが必要なので、使用できる人物はごくわずか。さらに反転術式の効果は、呪力をコントロールする技術次第。
腕を生やせたり、自分だけ治せたり、他人だけ治せたり、治癒効果は人によって様々です。
五条悟(ごじょうさとる)
自分の体を治癒することが可能。無下限呪術を出しっぱなしにするため、反転術式を永続的に使用しています。
さらに反転術式を応用して、術式反転「赫」を使用することも可能。
家入硝子(いえいりしょうこ)
他人の体を治癒することが可能。他人の治癒は非常に複雑で、五条にすら不可能な行為です。
乙骨憂太(おっこつゆうた)
家入と同じく、他人の体を治癒することが可能。しかし、祈本里香の力を借りて発動した可能性があり、現在は使えないかもしれません。
裏梅
自身の体を治療することが可能。呪力コントロールに長けており、一瞬で傷を癒します。
反転術式まとめ
①-の呪力を掛け合わせ+の呪力を作り出すこと
②反転術式のエネルギーを使うのが術式反転
③生得術式とは違って後天的に習得できる
④使用できる人物は限られている
⑤治癒効果は使う人の技量次第で変わる
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