転スラ(転生したらスライムだった件)の勇者「ルドラ・ナスカ」を解説しています。ルドラのスキル・究極能力、覚醒勇者時代の過去、転生、ギィやヴェルダナーヴァとの出会い、マサユキとの関係や登場話などもまとめています。
ルドラ・ナスカとは?
世界の統一を目指す覚醒勇者
ルドラ・ナスカとは、人間を統一して平和な世界の実現を目指す覚醒勇者。ヴェルダナーヴァと約束した世界を作るために、ギィと世界をかけたゲームを何百年も繰り広げていた人物です。
当時のギィと対等以上に戦ったこともあり、民を統率する能力だけでなく、鍛え抜かれた剣技も至高の領域に達しています。
転生を繰り返して弱体化
ルドラは人間であるがゆえに寿命が短いため、何世代にも渡り自己転生を繰り返し、自らの子に自我と記憶を継承。新たなルドラとして生まれ変わり、ギィとのゲームを続行しています。
転生を繰り返すたびに聖なる力が磨耗して弱体化しているものの、東の帝国皇帝の「ルドラ・ナム・ウル・ナスカ」もルドラ本人にあたります。
しかし力が弱まったことで徐々に心が蝕まれ、勇者の素質を失いいつしか世界平和ではなくギィに勝つことが目的に。冷酷で残酷な手段を取り始めてしまうのでした。
ルドラの強さ・究極能力
究極能力『正義之王』による絶対防御
ルドラの持つ究極能力は、ヴェルダナーヴァから受け渡された『正義之王/ミカエル』。あらゆる攻撃を無効化する防御領域”絶対防御”を使用可能です。
絶対防御の発動には、周囲の人物からの忠誠心がエネルギーとして必要ですが、発動条件を満たせばまさに最強クラスのスキルと言えます。
世界を粛清する『天使之軍勢』
天使の大軍勢を召喚して、世界を粛清する『天使之軍勢/ハルマゲドン』も発動できます。100万人にも及ぶ天使を召喚し、それを支配しコントロール可能です。
世界を崩壊させるほどの力を持つため、ルドラは発動することを二千年もためらい続けていましたが、最後はユウキの精神支配を受けて発動してしまいます。
ギィを圧倒するほど洗練された剣技
戦闘スタイルは剣を貫いており、剣士としての実力は至高の領域に達しています。ギィ・クリムゾンと対等以上に斬り合いを繰り広げており、究極能力に頼らなくても強者と対等に渡り合うことが可能です。
転生するたびに弱体化してしまう
二千年前は覚醒勇者として強大な力を保持していましたが、転生を繰り返す度に聖なる力は磨耗して、”勇者”としての資格を徐々に失うことに。
精神が蝕まれて聖なる心は失われ、正義之王をコントロールすることもままない状態に。東の帝国皇帝のルドラは、以前のルドラとは思えないほど弱体化しています。
マサユキとの関係
マサユキとルドラは別人
マサユキとルドラは見た目も似ており、244話にて生まれ変わりだと言及されましたが、同一人物ではなく全くの別人です。
そもそもマサユキは異世界から召喚された異世界人であり、リムルのように別の世界からやってきた人物。その出自はルドラとは無関係です。
ルドラの力を一部受け継いでいる
しかし、マサユキはルドラの持っていた能力の1つ「幸運」を引き継いでいます。本編上では”生まれ変わり”という言葉で表されていましたが、マサユキは正確には”ルドラの能力を継ぐ者”という立場です。
マサユキの解説はこちら
ルドラ・ナスカに関係する人物
ヴェルダナーヴァ
ルドラの師にあたり、『正義之王』を授けた人物。ルドラの妹ルシアと結ばれており、子供を授かったことで力を失い、寿命により亡くなっています。
ヴェルダナーヴァが自分の死んだ以後の世界の行末を心配していたので、ルドラは平和な世界を作り上げてみせるとヴェルダナーヴァに約束したのでした。
ギィ・クリムゾン
二千年前に、北の大陸にてルドラと戦った人物。研ぎ澄まされた剣技でギィを圧倒し、ギィに「ギィ・クリムゾン」という名前を授けています。
その後2人は毎日のように戦い続け、戦いの末に「世界の覇権をかけたゲーム」をすることを決意。二千年にも渡る戦いが始まるのでした。
ヴェルグリンド
ルドラの二千年にも及ぶ生涯に付き添い続けた人物。2人の出会いは、ギィとルドラが戦っていた北の大陸まで遡ります。
ギィとルドラが戦う北の大陸には兄ヴェルダナーヴァと姉ヴェルザードがおり、ヴェルグリンドも北の大陸を訪れていたのでした。
そして毎日繰り広げられるギィとルドラの戦いを、ルシアと日課のように見守ることになります。
ルドラの登場話・主な活躍と来歴
魔人暗躍編
136話:東の帝国皇帝として初登場
東の帝国の統一皇帝として君臨。二千年間、一切の反乱を許さずに強固な権勢を築いており、『力こそ全て』という理念のもと帝国を統治しています。
350年前にヴェルドラに都市を1つ滅ぼされ、大幅に戦力を失いましたが、ついにジュラの大森林を含む西側に再び進軍することを宣言します。
帝国侵攻編
149話:西側への侵攻作戦を話し合う
ジュラの大森林を含む西側諸国へと攻め込むため、100人規模の戦略会議を実施。ユウキの策略のもと会議は進み、ルドラはカリギュオの空戦飛行兵団を戦場へと駆り出すことを決定します。
竜魔激突編
167話:究極付与をしていることが判明
テンペストに送り込んだ100万人の兵を皆殺しにされ、第二陣としてヴェルグリンドを送り込むことを決定。
さらにユウキとダムラダ達のやりとりから、ルドラは仙人として進化した部下達に究極付与(アルティメットエンチャント)を施し、究極能力に匹敵する力を与えたことが判明します。
172話〜:ヴェルドラを掌握するも…
西への進行中にヴェルドラと対峙。ヴェルグリンドと近藤が作り出した隙をついて、“王者の支配”によりヴェルドラを掌握。ヴェルドラを使役してリムルへ攻撃を仕掛けます。
しかしリムルの力は想像以上であり、ヴェルグリンドが一瞬で封殺され、ヴェルドラも奪い返されることに。さらにミカエルによる絶対防御を展開していましたが、次々と部下が倒されていき戦況は悪化。
敗北を悟ったルドラは、次の転生ではミカエルが暴走してしまうことを省み、配下たちに自身の絶対防御を打ち破り殺すよう命令するのでした。
185話:正義之王を発動してしまう
精神が壊れてしまう前に死ぬことを試みたルドラですが、ユウキの精神支配を受けたことで、正義之王/ミカエルを発動し天使を召喚してしまいます。
さらにユウキに正義之王を強引に奪われ、魂を抉り取られるようなダメージを負ってしまうことに。助かる見込みはなく、最後はヴェルグリンドに看取られて逝くのでした。
幕間:ギィとの出会いが描かれる
二千年前にギィと始めて出会ったときの出来事が描かれます。ギィに名前を与え、2人は好敵手として戦い続け、世界の覇権をかけたゲームをすることに。
ルシアがルドラの妹であることも明かされ、ルドラとヴェルダナーヴァがどのように接点を持ったかも判明しました。
天魔大戦編
244話:マサユキが生まれ変わりと判明
この世界のどこかに、ルドラの生まれ変わりがいることが判明。その人物はルドラの持っていた「幸運」を引き継いでいると思われ、臆病で幸運な「マサユキ」が該当していました。
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