呪術廻戦の「八十八橋(やそはちばし)」を解説。モデルの八木山橋、時系列と出来事、伏黒姉弟の呪い、死亡者や何巻から連載開始など、八十八橋編に関する情報をまとめています【ネタバレ注意です】。
八十八橋(やそはちばし)とは?
埼玉県にある心霊スポット
八十八橋(やそはちばし)とは、呪術廻戦の7〜8巻に登場する「埼玉県の心霊スポット」です。正式名称は「鯉ノ口渓谷 八十八橋」で、該当話を「八十八橋編」「起首雷同編」と称する場合があります。
八十八橋の近くには伏黒恵の母校があり、伏黒津美紀のほか数名が、八十八橋に棲まう呪霊に呪われてしまう事態に。
八十八橋の事件を解決するため、虎杖・伏黒・釘崎の3名は少年院以来の3人任務で、事件解決へと動き出すのでした。
読み方 | やそはちばし |
---|---|
該当巻 | 7〜8巻 |
該当話 | 55〜63話 |
連載時期 | 2019年4月15日〜6月17日 |
掲載号 | 2019年20号〜29号 |
収録話について
八十八橋編は全9話構成です。
- 55話「起首雷同」
- 56話「起首雷同 -弐-」
- 57話「起首雷同 -参-」
- 58話「起首雷同 -肆-」
- 59話「起首雷同 -伍-」
- 60話「起首雷同 -陸-」
- 61話「起首雷同 -漆-」
- 62話「起首雷同 -捌-」
- 63話「共犯」
八十八橋のモデル・場所
呪術廻戦の八十八橋に、モデル・元ネタが存在するのかを解説していきます。
前提:作中では埼玉県の心霊スポット
埼玉県は参考にしていない
そもそも作中における八十八橋は、埼玉県にある心霊スポットです。
しかし、実際の埼玉県には心霊スポットの橋はありません。そのため、モデル元ネタがある場合は「他県の心霊スポット橋」を参考にしている可能性が高いです。
モデル:宮城の「八木山橋」
理由1:作者が宮城県出身
結論から申すと、「鯉ノ口渓谷 八十八橋」のモデルは、宮城県仙台市にある「竜ノ口渓谷 八木山橋」だと思われます。
というのも、作者の芥見先生は宮城県出身。作中でも虎杖の出身地が宮城など、宮城に関係する要素は非常に多いです。
さらにファンブックにて、芥見先生が「八十八橋のモデルは仙台市民なら知ってるあそこ」と明言。仙台にある八木山橋の可能性が高いです。
理由2:心霊スポットとして有名
宮城にある八木山橋は、心霊スポットとして有名。地上波のテレビにも取り上げられ、全国的に有名な場所となりました。
過去に飛び降り自殺が100件以上あり、「虎杖のバンジージャンプ」も八木山橋の自殺をモデルにしたのではないでしょうか。
理由3:名前が似ている
八十八橋の正式名称は「鯉ノ口渓谷 八十八橋」であり、宮城にある「竜ノ口渓谷 八木山橋」と名前が酷似しています。
渓谷部分の名称も似ていることから、八木山橋を参考にした可能性が高そうです。
八十八橋編の主要登場人物
虎杖悠仁
自動ドアに関する不可解な事件を解決するため、伏黒釘崎と共に埼玉へ。今回の任務は虎杖の成長を加味して割り振られおり、もとは2級相当の任務でした。
しかし、呪いの危険度が上がり準1級以上の任務に。さらに八十八橋では特級呪霊・特級呪物と対峙することになります。
虎杖は呪胎九相図「壊相・血塗」と戦闘になり、釘崎との協力・黒閃を駆使することで、2体を祓うことに成功しました。
伏黒恵
自動ドアに関する不可解な事件を解決するため、虎杖釘崎と共に埼玉へ。姉の津美紀が八十八橋の被呪者だと分かり、伏黒は伊地知の静止を振り切り八十八橋へ向かいます。
伏黒は宿儺の指を捕食した特級呪霊と対峙し、苦戦を強いられる展開に。しかし土壇場で領域展開を習得し、特級呪霊を単独で討伐するのでした。
釘崎野薔薇(くぎさきのばら)
自動ドアに関する不可解な事件を解決するため、虎杖伏黒と共に埼玉へ。呪いの等級が高く、伊地知から撤退指示が出されますが、津美紀を救うために八十八橋へ向かいます。
釘崎・虎杖は、その場に偶然居合わせた壊相・血塗と対峙。敵の術式で一時は死の目前まで追い込まれますが、共鳴り・黒閃によって形成逆転し、2体を祓うことに成功しました。
新田明
自動ドアに関する不可解な事件を解決するため、補助監督として埼玉県へ。虎杖たちと共に呪いの情報を集めます。
呪いの等級が高いと分かったため撤退することになりますが、勝手な行動を取る虎杖たちを見失う事態に。
虎杖たちが戦闘を終えた直後に、八十八橋に到着し虎杖らを発見。その後は「処理班」を呼び出し、壊相・血塗の死体を処理しました。
伏黒津美紀
中学時代の肝試しがきっかけで、八十八橋の呪霊に呪われることに。伏黒恵の尽力があって八十八橋呪霊の解呪に成功しますが、津美紀は目を覚まさないまま。
八十八橋の呪霊以外からも、呪いをかけられていることが判明しました。
壊相
受肉した後、宿儺の指を回収するため八十八橋へ。そこに居合わせた虎杖釘崎と戦闘に発展し、術式「蝕爛腐術」で2人を死目前まで追い込みます。
しかし、釘崎の芻霊呪法とは相性が最悪で、弟血塗もろとも致命傷を負ってしまうことに。その後、激戦の末に虎杖の黒閃や殴打を喰らい死亡しました。
血塗
受肉した後、宿儺の指を回収するため八十八橋へ。そこに居合わせた虎杖釘崎と戦闘に発展し、術式
「蝕爛腐術」で2人を死目前まで追い込みます。
しかし、釘崎の芻霊呪法とは相性が最悪で、兄壊相もろとも致命傷を負ってしまうことに。その後、激戦の末に釘崎の黒閃や簪を喰らい死亡しました。
八十八橋編の解説【ネタバレ注意】
1.虎杖伏黒釘崎は埼玉県へ
交流会からしばらく経った頃、自動ドアを巡る不可解な事件が発生。虎杖伏黒釘崎の3名は事件を解決するため、被害者に共通する埼玉県の中学校を訪れるのでした。
なんと、その中学校は伏黒恵の母校であり、姉津美紀も過去通っていた学校だと判明します。
2.伏黒姉が被呪者だと判明
中学校での聞き込み調査から、今回の事件は過去に行われた「八十八橋の肝試し」が原因と判明。その肝試しには、伏黒姉「津美紀」も参加しており、被呪者の1人だと分かります。
呪いの等級が想定より高かったため、3人は撤退を指示されますが、伏黒は姉を救うために単独で八十八橋へ。
伏黒の身を案じた虎杖釘崎も、伏黒を追って八十八橋へ向かいます。
3.八十八橋で特級呪霊・呪物と対峙
手順を守って八十八橋に侵入した3人は、八十八橋に棲まう特級呪霊と対峙。さらにそこへ、特級呪物「呪胎九相図」の受肉体が2体乱入。
伏黒VS特級呪霊、虎杖釘崎VS壊相血塗のマッチアップが始まります。敵は3人の等級を優に超えており、苦戦を強いられる3名。
伏黒の式神は次々とやられ、虎杖釘崎は余命10分しかない状況まで追い込まれてしまいます。
4.特級の各個討伐に成功
しかし死を目前にした伏黒は、土壇場で領域展開を習得。式神の攻撃を全て必中化し、最後は玉犬渾の強力な一撃で特級呪霊の討伐に成功します。
一方呪胎九相図との戦いも、釘崎の芻霊呪法が敵の術式と相性抜群で、一気に形成を逆転。さらに虎杖釘崎の両名が黒閃の発動に成功し、特級呪物2体をそれぞれ単独で祓いました。
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