漫画転スラ(転生したらスライムだった件)の73話をネタバレありで考察しています。吸血鬼との戦闘を生き残ったラプラスはイングラシア王国に帰還。そこには復活を果たした魔王カザリームの姿があり、さらに中庸道化連を操っていた黒幕がついに登場。黒幕たちはルベリオス攻略のために魔王達の宴を開催し…
漫画転スラ73話のネタバレ
月刊シリウス連載「転スラ」の概要
WEB発の大人気小説を、原作者完全監修のもとコミカライズ! 通り魔に刺されて死んだと思ったら、スライムに転生しちゃってた!?
相手の能力を奪う「捕食者」と世界の理を知る「大賢者」、二つのユニークスキルを武器に、スライムの大冒険が今始まる!
前回72話ネタバレのおさらい
- リムルは究極能力「誓約之王」を獲得
- ヴェルドラが仲間たちに迎え入れられる
- クレイマンの捜査をしていたソウエイが帰還
- クレイマンとフレイ、ミリムが密会
- クレイマンの狙いは魔王レオンと判明
- ラプラスは聖教会で吸血鬼族と対峙する
転スラ73話のネタバレ
西方聖教会の実態が明らかに
魔物の殲滅を教義に掲げる宗教「ルミナス教」の聖地は、ルベリオスにある西方聖教会の奥地”奥の院”に存在しています。
しかしそこに現れたのは、祭服を身に纏った吸血鬼族でした。突如現れた吸血鬼の男により、ラプラスは一瞬で消し飛ばされます。
そもそも西方聖教会は、ルミナス教の布教を目的としてルベリオスの下に作られた組織。騎士団長であるヒナタの統率のもと、下部組織とは思えないほど影響力を拡大していました。
しかしヒナタは大の魔物嫌いで有名。そんなヒナタが西方聖教会に所属していることを考えると、ルベリオスのトップは魔物が牛耳っており、その存在は秘匿にされ続けていると考えられます。
カザリーム登場!そして黒幕が…
吸血鬼の攻撃から生き残ったラプラスは、イングラシア王国にある学園に帰還。そこには懐かしい雰囲気を感じる女性がおり、その女性の案内のもと、ラプラスは主いる部屋へと向かいます。
そしてそこに姿を現したのは、なんと自由組合総帥のユウキ・カグラザカでした。ラプラスたちを操り、クレイマンを暗躍させていたことにも、ユウキが関わっていたと判明します。
さらにユウキのそばにいる女性は、200年前にレオンに敗北した魔王カザリームと明らかに。ラプラスはユウキにカザリームの復活を依頼し、その代わりに任務をこなしていたのでした。
まだ完全復活とまではいかないものの、肉体という物質体を手に入れたことで多少の不便が解消された様子。
またカザリームは中庸道化連の会長であり、ラプラスはその部下にあたります。そしてカザリームのボスはユウキなので、ラプラスも正式にユウキの部下になります。
魔王達の宴が開催される
カザリームとの再会を済ませたところで、情報共有が行われることに。ラプラスは、ルベリオスの奥の院に祭服を着た吸血鬼族が現れたことを伝えます。
その話を聞いたカザリームは、その吸血鬼の正体が魔王ヴァレンタインだと断定。ユウキは、魔王がルベリオスの法皇として潜伏している可能性を指摘します。
とにかく何かしらの訳があることは間違いありません。3人は、魔物嫌いのヒナタの目をどのように欺いているのかも気になる様子。
核心には至らないものの、いい情報だったとラプラスを褒め称えるユウキ。しかし魔王がいるとなると、更なる調査をしようにしても迂闊なことはできないとのこと。
そこでラプラスは、魔王達の宴を開いて魔王たちを呼び出し、ルベリオスから魔王を一時的に退ければ良いと提案。
その話を聞いたユウキとカザリームは、ラプラスの提案をすぐに受け入れ、魔王たちの宴を開催することを目指します。
ファルムス国王とリムルの今後
その頃テンペストの牢屋にて。
テンペストを侵攻したファルムス王国の国王が捕虜として捕らえられており、眠っていた国王がついに目を覚まします。
そこへ捕虜の尋問を仰せつかったシオンが登場。シオンは自分が殺されたことを恨んではいませんでしたが、愛するリムルに人を殺させた国王に対し、怒りが爆発。
国王が死ななければ拷問をしてもいいとのことなので、能力を使って体の形が変わるほどの拷問を行い、再び体を戻すということを繰り返しました。
そしてシオンの拷問が終わりしばらく経った後、国王の前にリムルが登場。
王国兵を滅ぼした張本人だとは気づかず、リムルに助けてくれと懇願する国王。そこでリムルは「もう俺の顔を忘れたのか?」と問いかけ、自分がリムル本人であることを伝えます。
そしてリムルは、釈明すべき相手は自分ではなく自国民であるべきだと説明。
今回の戦争は2人が背負っていく業なのだから、今後の行動についてじっくり考えておけと、国王に伝えて去っていくのでした。
74話へと続く。
※73話は2020年9月号収録
※74話は2020年10月号収録
漫画転スラ73話の感想と考察
ついに黒幕の正体が判明
クレイマンやラプラスたちを裏で操り、世界に混乱をもたらしていた人物は、実はユウキだったことが判明。そしてクレイマンの言う”あの方”はカザリームを指しており、そのカザリームが慕うのはユウキ。
ユウキが全ての黒幕であることが判明する衝撃の回でした。確かWEB版ではこの時点でユウキが黒幕とは明かされないので、予想外の展開にめちゃめちゃ驚きました。
拷問が結構えぐい
シオンによる拷問はWEB版にも存在するのですが、改めて絵ありで見るとなかなかの迫力・エグさでしたね。拷問の恐怖を存分に表現していたと思います。
アニメ化では少し修正かかる気がしますねw
本誌のネタバレ一覧
15巻以降 | ||||
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70話 | 71話 | 72話 | 73話 | 74話 |
75話 |
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(C)川上泰樹 (C)伏瀬
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