呪術廻戦の「裏梅(うらうめ)」を解説。裏梅の術式「氷凝呪法」・強さと能力、謎に包まれた正体、菅原道真や五条家との繋がり、登場話や活躍についてもネタバレありでまとめています。
この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。
裏梅(うらうめ)とは?
偽夏油と結託する謎の人物
裏梅(うらうめ)とは、偽夏油(羂索)および特級呪霊と結託して行動する謎の人物。反転術式を使用した回復術を使うため、呪霊ではなく呪詛師であると判明しています。
見た目は白髪と袈裟が非常に特徴的で、性別は不明。そしてその実力は特級呪術師レベルと予想されています。
両面宿儺の復活を目論んでいる?
裏梅の目的は未だ不明ですが、両面宿儺を崇拝する人物だと判明しています。宿儺との接触も済ませており、宿儺復活を目的に行動している可能性が高いです。
裏梅の正体・宿儺との関係
【確定】1,000年前から宿儺の従者
宿儺との深い関係性が予想されていた裏梅ですが、ファンブックにて、1,000年前から宿儺の従者だったと判明。
宿儺は人を調理するのが苦手だったため、美味しい料理を作れる裏梅は宿儺に重宝され、宿儺の隣に立つことを許されたのでした。
料理人だけでなく、無論裏梅は術師でもあります。
受肉体としての裏梅
その正体に謎が多かった裏梅ですが、宿儺と同じ受肉体で現代を生きる人間の体を乗っ取っていることが分かっています。裏梅に乗っ取られた器の名前も判明していて、氷見汐梨(ひみしおり)という女性であることが分かっています。
基本的に受肉体は同性の肉体に受肉するので、生前の裏梅も女性であった可能性が極めて高いですね。さらに受肉体は宿儺と同じように顔や体つきも変化するので、あの顔は氷見汐梨のものではなく、裏梅本来の顔だと思います。
268話にて、秤との戦闘で上半身の衣服が破れた姿が描かれており、胸にさらしを巻いているのが明かされ、本格的に女性であることが示唆されています。
裏梅(うらうめ)の強さ・術式と能力
氷の術式「氷凝呪法(ひこりじゅほう)」
裏梅の術式は、絶対零度の氷を生み出す「氷凝呪法/ひこりじゅほう」。氷で敵の動きを足止め、鋭利な氷で攻撃するなど汎用性は抜群。
攻撃範囲が非常に広く、5名以上の術師を一網打尽にすることも可能。術式の練度も高いので、特級すらも翻弄する強力な術式となっています。
「霜凪/しもなぎ」
口から冷気を吐き出し、絶対零度の氷で辺り一面を氷づけにする技。攻撃範囲が非常に広く、呪術師を一網打尽にできます。
「直瀑/ちょくばく」
鋭利で巨大な氷を発生させ、敵の上部から氷を一気に落下させる技。回避は困難を極め、殺傷能力が非常に高いです。
反転術式を使った回復が可能
裏梅は呪力コントロールに長けており、反転術式を使用可能。+の呪力を活用して、自身の体にできた傷を一瞬で治療することが可能です。
今後は術式反転も使用?
反転術式を使用できるので、+の呪力を応用した「術式反転」による攻撃も可能でしょう。
氷の正反対である「炎の術式」を今後使用するのではないでしょうか。
強さは特級呪術師級か
裏梅の術式は不明ですが、特級呪霊/呪物「脹相」と対峙した際に、脹相(ちょうそう)を「三下」と揶揄していました。
実際に「脹相」との戦いでは、氷の術式で脹相を殺害寸前に追い込みました。
このことから、裏梅は少なくとも特級呪術師レベルの実力者であると分かります。
裏梅の登場話・活躍
7巻
53話;特級呪霊と結託していた
交流会の襲撃を終えた特級呪霊たちは、南国のビーチをモチーフにした結界内へ帰還。そして、そこには裏梅の姿もありました。
裏梅は一言も発することなく、名前も明かすことなく初登場を終えます。
11巻
92話:帳外で重面と共に窓を襲撃
渋谷事変にて、裏梅は呪詛師「重面春太」と共に帳の外で行動。待機している窓を奇襲し、伊地知のことも襲撃します。
伊地知を倒したのちに裏梅は、重面に窓を狩り続けるよう指示を出し、自身はどこかへ姿を消すのでした。
14巻
116〜117話:両面宿儺と接触
両面宿儺が漏瑚との戦いを終えた後、宿儺の前に裏梅が登場。膝をついて宿儺を敬う姿勢を見せ、宿儺とは旧知の仲であることが判明。
さらに宿儺と共に「計画」を企ててており、裏梅は宿儺の指示のもととある計画に奔走するのでした。
23巻
200話:羂索と一緒にアメリカ大統領と接触
裏梅は羂索と一緒にアメリカにいました。死滅回游が始まった時、日本にいる呪術師をアメリカの軍人で狩る交渉を持ち掛けます。
24巻
209話:宿儺の浴を手配
裏梅は宿儺が伏黒の体を乗っ取り、完全に伏黒の魂を消すため、禪院家で「浴」の手配をしていました。
27巻
237話:宿儺に呪具「神武解(かむとけ)」を届ける
鹿紫雲一との戦いに挑む宿儺に、呪具「神武解」を巨大な氷塊を使って届ける役目を請け負っていました。しかし、その隙を突かれて、秤の領域展開に閉じ込められて宿儺と分断されてしまいます。
245話:秤と互角の戦いを繰り広げる
宿儺と分断された裏梅は秤と戦い「霜凪」を使って秤の片腕を壊死させて粉々に砕きました。しかし、秤は反転術式で肉体を即座に再生して反撃に出ます。人間離れした秤の再生速度に裏梅は苦戦します。
268話:裏梅の死
245話からずっと不明だった秤と裏梅の戦いですが、あの後も2人はずっと戦い続けていたことが判明しました。裏梅は主人である宿儺が完全に消滅したことを感じ取り、そのまま裏梅自身も氷の破片になって消滅していきます。
裏梅の消滅が宿儺に共鳴したものなのか、それとも主人である宿儺の後を追って自ら自死したのかは分かりません。秤と互角以上の死闘を演じてきたわりには、あまりにも呆気ない最後でしたね。個人的には秤と裏梅の戦いをもっと見たかった気もありますが、主人の後を追って消えていく様は、なんとも裏梅らしい最後だったのではないかと思います。
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本ページの情報は2024年7月8日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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