呪術廻戦の特級呪霊「真人(まひと)」を解説。術式「無為転変」・領域展開や改造人間、真の姿である「遍殺即霊体」、虎杖と順平との出会い、各巻ごとの活躍や登場話などもネタバレありでまとめています。
この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。
真人(まひと)とは?
人の負の感情から生まれた呪霊
真人(まひと)とは、人が人を恐れ憎む負の感情から生まれた特級呪霊のこと。生まれて間もないですが、人が恐れ忌む「死」そのものであり、今後の成長性は随一。
その将来性が買われ、打倒人間を目論む特級呪霊たちのトップを務めています。
ニセの夏油と手を組み五条封印へ
真人を含めた未確認特級呪霊たちは、自分たちが真の人間となるべくニセの夏油と結託し五条悟の封印へ。
しかし、真人は自身の欲望を優先して行動しており、呪霊勢力のカギである虎杖を殺害しようとしています。
真人のプロフィール
等級 | 特級呪霊 |
---|---|
発生源 | 人 |
所属 | 特級呪霊グループ |
嗜好・趣味 | 嫌がらせ、人間 |
嫌いな物 | 人間 |
声優 | 島﨑信長 |
真人の現在状況について
真人(まひと)の術式・領域展開
術式「無為転変」
相手の魂に触れることで、触れた相手の肉体・魂の形を思うがままに変形改造する術式。発動には真人が手で直接触れる必要があるものの、1度でも触れれば高確率で致命傷を与えられます。
対抗策としては呪力で魂を覆うことが挙げられますが、1級術師でもそれを意識的に行っている者はほぼいません。対抗策も少ない点が、この術式の強みです。
改造人間
無為転変で変形させられたものの、命を絶たせてもらえなかった人間のこと。姿は人外な見た目をしていますが、心は人間のままであり、多くの改造人間は死にたがっているのが特徴。
真人は改造人間を呪術師に襲いかかる戦力として使用したり、圧縮して携帯し、戦闘中巨大化して戦わせるなど、その活用方法はさまざま。
領域展開「自閉円頓裹/じへいえんどんか」
領域展開「自閉円頓裹(じへいえんどんか)」を展開すると、手で触れなければ発動しない術式「無為転変」が必中に。領域効果を無効化する手段がなければ、領域内の人間は即座に敗北が決定します。
なお領域内のデザインは、無数の手で埋め尽くされているのが特徴。手を中心に攻撃する真人をイメージしたかのようです。
「多重魂」「撥体/ばったい」
「多重魂」とは、二つ以上の魂を融合させる技。そして、多重魂によって発生した拒絶反応を利用し、魂の質量を爆発的に高め相手に向け放つのが、「撥体」という技です。
虎杖との戦いで使用し、「撥体」を囮にして虎杖に強烈な顔面パンチを与えていました。
真の姿「遍殺即霊体/へんさつそくれいたい」
真人が羽化した真の姿。黒閃の発動に成功し、魂の本質を理解することで進化します。
特筆すべきはその防御力。外殻が非常に硬く、虎杖の打撃を無効化するほど。全力の黒閃でしかダメージを与えられません。
虎杖とは相性が最悪
真人の魂に攻撃できる
人間に対して相性の良い真人ですが、虎杖だけは相性が最悪。というのも虎杖は宿儺の魂を体内に宿しているため、無意識に自分の魂の輪郭を知覚しています。
その結果、虎杖は真人の魂を捉え直接攻撃でき、実質不死身の真人にもダメージを与えることが可能。まさに天敵といえる存在です。
宿儺がいるため魂に触れない
加えて、真人の術式「無為転変」も虎杖には使用不可能。無為転変は相手の魂に触れてその形を変えるため、虎杖の魂に触れると、自動的に宿儺の魂にも触れてしまいます。
宿儺は呪霊の王であり、自分の体を誰かに触れられるなど許せない性格。真人が魂に触れると、宿儺の強力なカウンター攻撃を受けるため、実質使用不可能となっています。
真人の来歴・活躍
2巻
16話:海辺で本を読みながら初登場
五条に敗れた漏瑚たちは、ビーチ風の領域内に帰還。そこで真人は本を読んでおり、初登場を果たします。そしてニセの夏油と手を組み、10月31日に五条を封印すると約束するのでした。
3巻
18〜21話:順平と接触し、その正体が判明
映画館に登場し、吉野順平が見ている中で吉野の同級生を殺害。人間の形を意のままに変える術式を持つと判明します。
また、その場に居合わせた順平と親しい仲に。2人の会話から、真人は人間の憎悪より生まれた呪霊だと明らかになるのでした。
22〜23話:一級術師七海と戦闘に
下水道と思われる場所で、一球術師の七海と戦闘に。お互いに術式を開示しながら戦い、真人の術式が「無為転変」であることが判明します。
激戦を繰り広げた2人ですが、最終的には瓦礫に呪力を込めた七海の一撃により、下水道が崩壊し引き分けで終了。そして真人は瓦礫の中から這い上がり、完全復活を果たすのでした。
24話:宿儺の復活を目論む
宿儺の復活を目論み、順平の母親を間接的に殺害。順平の通う学校を訪れ、自制心の無くなった順平と虎杖をぶつけて、虎杖に宿儺有意の縛りを科そうと画策します。
4巻
27〜31話:虎杖・七海との激戦の末に…
虎杖の前で順平を殺害するも、宿儺が現れることなくそのまま虎杖と戦闘に。虎杖は真人の魂を直接攻撃できるため、真人はダメージを受ける展開。しかし2人の実力差は大きく、真人が虎杖を圧倒します。
難なく虎杖を追い込んだ真人でしたが、七海が参戦し形勢逆転。しかし追い込まれた真人は土壇場で領域展開を習得し、再び真人有利の展開に。
だが領域展開で宿儺の魂に触れたことで、宿儺の攻撃を受けてしまい満身創痍に。激戦の末に真人は2人の前から逃走するのでした。
32話:宿儺復活に向けて改めて動き出す
虎杖との戦いで疲弊した真人は、人の寄り付かない山で療養。
宿儺の力を体感した真人は、宿儺復活のプランで進めて大丈夫と、漏瑚たちに伝えます。
宿儺復活へ向けて、真人たちは高専に保管された「宿儺の指6本」の回収に向かうことに。
5巻
43話:交流会に突如現れる
呪術高専の交流会に襲来し、呪術師とは接触しないよう密かに行動を開始。
花御とは別行動を取り、ハンガーラックの男と共に高専内を探索するのでした。
14巻
120話 七海を殺害
真人は渋谷事変で漏瑚の炎を食らってボロボロの七海を発見。その後、真人は七海が改造人間と戦って更に消耗したタイミングで姿を現しました。そして、虎杖の目の前で七海を殺害。
121話~232話 虎杖との最後の勝負
真人は七海を殺害後に虎杖と交戦します。改造人間を巧みに操りながら、虎杖を追い詰めました。さらに虎杖との戦闘中に分身体を放ち、釘崎とも交戦。
釘崎に気づかれぬよう本体と分身体が入れ替わり、無為転変で釘崎を倒しました。
その後、駆けつけた東堂と虎杖の猛攻にあいますが、真の姿となって反撃。
最終的には虎杖の黒閃をまともに食らって、戦闘不能になりました。
233話 羂索に吸収される
真人は虎杖の前から逃走を図ります。そんな真人の前に現れたのは羂索。真人は羂索に吸収されてしまいました。
生死の境目で宿儺と会話
真人は魂の生死の境目に滞在し、虎杖との戦いに敗れて死へと向かう宿儺と会いました。
そこで真人は宿儺に今まで気まぐれで生きていると言っていたが、本当は復讐のために生きていたのではないかと問います。
ただ、宿儺の回答に納得がいかなかった真人は「丸くなりやがって!」「俺だけガキみてえじゃんか!」「チクショー」と言って、宿儺の後ろ姿を見つめていました。
特級呪霊・呪物
PR ※呪術廻戦最新刊が無料で読める!
呪術廻戦27巻が発売!U-NEXTでは無料トライアル登録をするだけで「無料」で読むことができます!31日以内に解約すれば料金は一切かかりません。 さらに、U-NEXT内で漫画を購入すると購入額の最大40%がポイントとして返ってくるので、漫画は書店で買うよりもお得です。気軽に体験してオトクに漫画を読んじゃいましょう。
本ページの情報は2024年7月8日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
さらにもう1冊無料で読める!
music.jpでも、無料トライアル登録するだけで呪術廻戦を1冊無料で読むことができます! こちらも30日以内に解約すれば料金は一切かからないので、最新刊を読んでさらに0巻も読みたいという方は、ぜひ利用してみてください。 無料のVODをもっと探したい方はこちらへ
(C)芥見下々
※本記事で使用している画像の著作権および商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。