呪術廻戦の「日下部篤也(くさかべあつや)」を解説。日下部篤也の術式・シン陰流・領域展開、一級術師としての強さ、各巻ごとの活躍や登場話などもネタバレありでまとめています。
この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。
日下部篤也(くさかべあつや)とは?
東京校2年生担任の1級術師
日下部篤也(くさかべあつや)とは、東京校の真希・パンダ・狗巻ら2年生の担任を務める人物。術師としての等級は1級術師であり、七海・冥冥・東堂に並ぶ実力者です。
面倒ごとは避けたい気だるい性格ですが、ここぞの場面では洗練された「シン・陰流」の剣技で、大活躍を見せます。
一般人的な感性を持っている
日下部の特徴は、「格上の呪霊と戦って死にたくない」という、一般人的な感性を持つこと。1級術師という実力者ですが、臆病な面がある人物です。
実際、渋谷事変が起こった際には、特級呪霊や五条封印を成し遂げた一派との遭遇を避けるなど、自らの命を優先する行動を見せています。
誰もが認める最強の一級術師
日下部は御三家を除いた一級術師の中で最強だと周囲からいわれています。日下部を最強の一級術師だと言っているメンツは五条・冥冥・七海です。
冥冥は馬力こそ自分や七海が上だと言っていますが、応用の効く便利な男で無人島に持っていきたい術師だと日下部を高く評価していました。
さらに、シン陰の居合が本来カウンター技なのに日下部が簡易領域を広げて、相手を誘い込むプログラムにしていることや簡易領域に領域内に侵入したものを全自動で迎撃するプログラムを組み込んでいることも評価していました。
七海は日下部は負けるイメージが湧かないと言っています。日下部のことを剣術も達者で技のバリエーションが多く結界術も使えて、豊富な呪術知識に基づいた分析力・判断力も強みだと高く評価。
さらに、七海は「術式なしで一級術師に上り詰めた人が脳じゃなくて背骨で考えて襲ってくるんです」「やられる方はたまったもんじゃない」とまで言っています。
五条は色々と縛りを作って成立させる簡易領域を、縛りなしで成立させていることを褒めていました。さらに、その簡易領域の範囲が広いことも高く評価。
また、冥冥・七海・五条ともに日下部のことを「優しい」と共通して言っています。
日下部のプロフィール
年齢 | 不明 |
---|---|
生年月日 | 不明 |
等級 | 1級呪術師 |
所属 | 東京都立呪術高専の2年担任 |
趣味特技 | 狩り |
好きな食べ物 | トロたく巻き |
苦手な食べ物 | マグロの目玉 |
ストレス | 任務全般 |
日下部篤也の現在状況について
日下部篤也の術式・領域展開
「シン・陰流」の術式を使用
日下部の術式は、呪霊と呪詛師全盛の時代から伝わる「シン・陰流」。弱者のための結界術を組み合わせた剣技で、敵を翻弄します。
また、同じシン・陰流の使い手には三輪がいますが、等級的に日下部は三輪よりも多くの技を使用できる可能性が高いです。
居合「夕月(ゆうづき)」
自分を中心に「簡易領域」のようなものを展開し、刀を手元に構えて発動する技。地面にしゃがみこんでいるのも特徴で、実際にどのように攻撃・迎撃するのかは不明となっています。
「抜刀(ばっとう)」
正面の敵相手に特化したシン・陰流の最速の技。刀身を呪力で覆い鞘の中で加速させて放ちます。
三輪のように簡易領域を発動してカウンターで使用するのではなく、攻撃的に用いることも可能なようです。
術式なしでも虎杖並の実力を持つ?
10巻では、準1級以上の強さを持つ蝗GUYを祓った虎杖に対し、冥冥が「術式なしでここまでやるのは日下部以来」と評する場面があります。
天与呪縛によるものか、それとも呪力によるものかは不明ですが、虎杖並の身体能力を誇ると思われます。
領域展開は使用不可?
日下部篤也は、領域展開を使用可能かどうか明らかになっていません。
しかし、シン・陰流の門下生は簡易領域を習得しているため、同じ結界術である領域展開を今後習得・披露する可能性はあります。
日下部篤也(くさかべあつや)の登場話・活躍
10巻
83話:渋谷駅新南口で待機
渋谷駅に一般人のみが閉じ込められる”帳(とばり)”が降ろされ、上層部は五条単独での渋谷平定を決定。
日下部はパンダと共に日下部班を結成し、JR渋谷駅の新南口の”帳”外で待機することになりました。
11巻
92〜93話:他の班と共に”帳”内に突入
建物内に待機していた改造人間が非術師を襲い始め、さらに術師を入れない”帳”が降ろされます。
日下部班は、非術師を助けるために禪院班・七海班と共に”帳”内に突入することになります。
13巻
114話:夏油一派の呪詛師と会敵
五条封印を成し遂げた特級呪霊らとの戦闘を避けるため、日下部はパンダを言いくるめて地下5階に向かわず建物内の一般人捜索を継続。
その道中にて、夏油の遺志を継ぐ一派の呪詛師たちと遭遇。戦闘に発展します。
115話:宿儺・漏瑚の戦闘に巻き込まれる
日下部は呪詛師と戦おうとしましたが、戦闘中の宿儺・漏瑚が現れ、漏瑚の『極ノ番「隕」』に巻き込まれそうになります。
死の危機を感じた日下部は、呪詛師に逃げようと提案。しかし突如現れた宿儺に「よし」と言うまで動くことを禁じられる事態に。
「よし」と言われた瞬間に日下部は逃げますが、漏瑚の技が降り注ぎ、一時的に生死不明となります。
15巻
133話:瓦礫の中から生還
漏瑚の技によって渋谷ストリーム前が瓦礫の山と化しましたが、パンダによって瓦礫の中に埋まっていたところを見つけられます。
宿儺に肉体の主導権を奪われた虎杖を目の当たりにしたこともあり、「俺は虎杖悠二の死刑に賛成だ」と述べました。
134話:偽夏油の攻撃から三輪を救出
虎杖・京都校が突如現れた偽夏油と対峙。数的有利ではあるものの、偽夏油の体術・呪霊操術により劣勢を強いられ、三輪が命に危機に陥ります。
しかし、偽夏油が「極ノ番・うずまき」で三輪を攻撃する直前、日下部が参戦し三輪を救出。
日下部は負傷しますが、三輪の命を救うことに成功します。
26巻、27巻
五条VS宿儺戦を解説
日下部は五条VS宿儺戦を高専メンバーたちと共に観戦。そして、五条が「簡易領域」や「落下の情」を繰り出した時、それぞれの能力について術師たちに解説していました。
宿儺戦の作戦を企てる
日下部は五条が宿儺に敗北した時を想定して高専メンバーでどう宿儺と戦うのか作戦を術師たちに伝えていました。そして、日下部自身も戦いに参戦します。
28巻:254話 単独で宿儺と戦う
五条の後、鹿紫雲に乙骨、虎杖に真希と高専メンバーが倒れてしまったため、日下部は単独で宿儺と戦うことになりました。
シン・陰流「簡易領域」の居合「夕月」で宿儺の斬撃を自動的に捌き、防いでいました。さらに、簡易領域の範囲を広げて無数の斬撃を宿儺に放ちます。
刀が折れてからは体術で宿儺と応戦。さらに、シン・陰流「朧月」で欠けた刀の先端を再現し、心臓を狙うなど積極的に戦っていました。しかし、心臓を狙っていることを見抜かれて、至近距離で斬撃を食らって敗北。
日下部のその後・近況
宿儺戦を生き抜く
宿儺の斬撃を至近距離で食らって倒れた日下部でしたが、無事に生きていました。特にどこか欠損している様子もありませんでした。
新たなシン・陰流の当主になる
決戦後、冥冥がシン・陰流の当主を殺害したことで、日下部が新たにシン・陰流の当主になりました。シン・陰流の当主は門下生から寿命を奪う誓約を強制的に設けていましたが、日下部はこれを撤廃。誰もが何の縛りを結ぶこともなく、シン・陰流を使えるようにしました。
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本ページの情報は2024年7月8日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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(C)芥見下々
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