呪術廻戦の「九十九由基(つくもゆき)」を解説。九十九由基の術式と強さ、特級術師としての現在、黒幕説や虎杖の母親説・東堂との関係性、各巻ごとの活躍や登場話などもネタバレありでまとめています。
九十九由基(つくもゆき)とは?目的・現在
謎に包まれた特級呪術師
九十九由基(つくもゆき)とは、呪術高専とは別行動を取っている人物で、特級の名を冠する最強クラスの呪術師。
九十九が最初過去編で登場しており、夏油傑(げとうすぐる)に影響を与えた出来事が描かれることに。過去編をメインに登場していて、謎に包まれた部分も多いキャラでしたが、現代編では24巻に再登場し、天元の護衛を担当してい他時に天元の下に来た羂索と対戦。
九十九由基口癖は「どんな女が好みかな?」
九十九は高身長かつ長髪なのでクールな印象の人物ですが、性格はフランクで初対面の相手にも気軽に話しかけるのが特徴。
初対面の男性に対しては「どんな女が好みかな?」と面白い質問をする癖があり、すぐに他人と距離を詰めることが上手い人物です。
「呪霊の生まれない世界」を目指す
九十九由基の目的は「呪霊の生まれない世界」を作ること。「生まれた呪霊を倒す」という対処方を取る高専とはソリが合わず、単独行動を取っています。
そのため、高専からの任務は受けずに海外を放浪。
天与呪縛や呪術師の研究を行い、全人類から呪力を無くす方法、全人類に呪力コントロールをさせる方法を模索しています。
九十九由基のプロフィール
年齢 | 不明 |
---|---|
生年月日 | 不明 |
等級 | 特級術師 |
声優 | 日高のり子 |
九十九由基の現在状況について
九十九由基(つくもゆき)の術式・領域展開
術式:星の怒り(ボンバイエ)
九十九由基(つくもゆき)の術式星の怒り(ボンバイエ)は、自らに仮想の質量を付与する術式です。質量が付与された事で九十九の攻撃は本来よりも遥か強力になります。
九十九の相棒・凰輪(ガルダ)をサッカーボールのように変形させて蹴り飛ばした際には、羂索の両腕を千切るほどの威力です。
ブラックホールを発生させる
九十九は術式で調節した質量の影響を一定の密度までは受けません。ただし、それ以上の質量を付与することで、ブラックホールを発生させることが可能です。
超高密度で強い重力を持つブラックホールは九十九が手加減することなく、天元の結界もなければ世界全体に影響を及ぼすほどの威力です。
式神:凰輪(ガルダ)
凰輪は九十九が従えている式神です。九十九以外で唯一九十九の術式対象になります。サッカーボールのように変形したり、九十九の意図に合わせて戦うことができます。
領域展開は使用できる?
九十九由基は領域展開を使用可能かどうか明らかになっていません。ただし、特級術師の称号を持つことから、領域展開を使える可能性は高いです。
簡易領域は使用可能
九十九の弟子である東堂が、九十九直伝の簡易領域を使用。このことから、師匠である九十九は簡易領域を使用可能と判明しました。
九十九黒幕説・正体について
五条過去編にて黒幕説が浮上
呪術高専を卒業し特級術師となった九十九ですが、呪霊グループ・偽夏油と繋がる黒幕・裏切り者説がありました。
その説の根拠となっているのが、五条過去編での以下の行動。
・呪霊の生まれない世界を作ろうとしていること
・突如夏油と接触したこと
・夏油暴走の間接的なきっかけになったこと
偽夏油が暗躍している以上、九十九は偽夏油と繋がりがあり、生前の夏油と接触したように思えますよね。
過去編の行動により、九十九は裏切り者・黒幕では無いかと言われていました。
黒幕でも裏切り者でもは無い
黒幕なら偽夏油の脳が本体のはず
しかし黒幕説がある九十九ですが、結論から申すと黒幕ではなかったのです。なぜなら「偽夏油の脳=九十九」ではなかったから。
九十九が黒幕であれば、偽夏油の脳が九十九であるはずです。
なぜなら、九十九の目的は「呪霊の生まれない世界を作ること」であり、偽夏油(九十九)が無為転変を求めて真人を吸収するのにも筋が通るから。
しかし134話にて、偽夏油の正体は加茂憲倫などの肉体を転々とする過去の人物(羂索)だと判明。
九十九ではなかったので、九十九が黒幕である可能性は一気に低くなりました。
そして、次の24巻にて、つい九十九の正体も判明され、黒幕でも裏切り者でもないことが明らかになります。
九十九の正体は元星漿体
24巻で、九十九が星漿体(せいしょうたい)だと判明しました。そのため、天元と同化したかつての星漿体たちの意思を感じ取れます。
九十九と他者の関係性
【影響を与える】夏油傑(げとうすぐる)
夏油が18歳の頃、呪術高専にて初接触。「呪霊が生まれない世界」を作ろうとしていることを明かし、その手段の1つとして「術師だけの世界を作ることが効果的」だと、夏油に伝えました。
当時の夏油は、非術師の存在に疑問を抱いていました。そのため九十九からの情報を元に、「非術師を皆殺しにし、術師だけの世界を作ること」を考え付きます。
この出会いの結果、夏油は呪詛師として行動を開始し、九十九が間接的に夏油離反のきっかけを作ったことになりました。
【師弟関係】東堂葵
東堂が小学3年生の頃(2007~8年)、川でボーッとしている東堂の前に九十九が登場。
九十九は東堂に出会って早々「どんな女がタイプかな?」と質問をし、刺激的な初対面を果たします。
この出会いをきっかけに東堂は九十九に弟子入りし、師弟関係となりました。
【関係なし】虎杖悠仁
目の跡がきっかけで親子説が浮上
九十九と虎杖は類似した目の跡を保つため、虎杖の母親・親子関係という説が囁かれています。
しかし結論から申すと、九十九の目の跡は「ただの涙袋」なので、親子関係ではありません。芥見先生が明確に言及しました。
加えて、143話にて虎杖の母親は「加茂憲倫」で確定。九十九と虎杖に血のつながりはありません。
九十九由基の登場話・活躍
6巻
50話:小学3年生の東堂と出会う
東堂は小学3年生(2007〜8年)の頃、生意気な高校生をシメたことがありました。そんな退屈な日常に嫌気が差し川でボンヤリした時、東堂の前に九十九が登場。
九十九は東堂に出会って早々「どんな女がタイプかな?」と質問をし、東堂は九十九といれば退屈が裏返るだろうと直感。
この出会いをきっかけに、九十九の東堂の師匠となります。
9巻
76〜77話:生前の夏油と接触する
休憩スペースで談話する夏油と灰原の前に登場。「どんな女が好みかな?」と、東堂の時と同じような質問から会話が始まります。
九十九は夏油との会話の中で、自身が特級呪術師であることを明かし、「呪霊の生まれない世界」を作ろうとしていると判明。
さらに、「術師から呪霊は生まれない」という情報を夏油に与え、夏油が非術師の殲滅に走る間接的なきっかけを作りました。
15巻
130話:東堂が九十九直伝の簡易領域を発動
真人VS虎杖東堂の戦いにおいて、真人が領域展開を発動。領域に対抗するため、東堂は九十九由基直伝の簡易領域を展開します。
24巻:九十九の最期|羂索との全力勝負
天元の護衛を担当していた九十九は天元の下に来た羂索と対戦。「星の怒り」で羂索を叩いていましたが、羂索が領域展開を使い形勢は逆転。簡易領域を使って羂索の領域展開を防ぐも、防ぎきれず重傷を負ってしまいました。
それでも脹相(ちょうそう)とともに羂索を肉弾戦に持ち込みます。しかし、間尺が隠していた「極小のうずまき」を腹に食らってしまい、死亡。
呪術高専のキャラたち
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本ページの情報は2024年7月8日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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(C)芥見下々
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