呪術廻戦159話のネタバレ考察。既に得点を100以上稼いでいることが判明した日車寛見（ひぐるまひろみ）。日車が死滅回游に参加する前の弁護士としての過去が明らかに。彼が得点を積み重ねるまでの過程とは果たして…
前回呪術廻戦158話ネタバレのおさらい
- 五条・学長の現状を知る秤
- 死滅回游の平定に秤の協力を得ることに
- 自ら禪院家当主であると明かす伏黒
- 翌日禪院家は壊滅してしまう
- 死滅回游にルールが追加される
- 個目のルールを追加したのは鹿紫雲一
- 虎杖が既にプレイヤーと判明
- コガネにプレイヤーの情報を出させる
- 日車寛見の存在が明らかとなる
- 虎杖たちがやることが決まる
前回呪術廻戦158話のネタバレはこちら
呪術廻戦本誌159話のネタバレ考察
大江圭太の弁解内容とは
岩手県盛岡市で事件が起き、大江圭太という人物が強盗殺人の容疑で起訴されることに。
彼は巡回中の警官からの職務質問中に逃亡。
自宅に駆け込んだ所、追いかけてきた警官が血のついた刃物を発見し現行犯逮捕されます。
大江は一貫して犯行を否認しており、証拠となった刃物に関しても「拾った」と証言しています。
日車・清水の会話内容
大江の証言を日車から聞き、「それは無理があるでしょ〜〜」と言う清水。
しかし、大江が職務質問を拒否した背景には、昔知人が薬物を使用していたことが原因で不当な聴取を受けた過去があるとのこと。
また血のついた包丁を拾った事に関して、「後で警察に届けるつもりだったそうだ」と大江の証言を話す日車。
言い分全てに無理があるものの、日車は大江の環境を考慮するとありえない話ではないと思っている様子。
日車は、大江が住み込みで働いているNPO法人が限りなくクロに近いグレーと言及。
「大江がシロの可能性は十二分にある」ため、清水に調査を進めるように指示をします。
指示を受けた清水は「やるだけ損でしょ……」と、大江の案件を受けた日車に文句を言います。
「たまにはいいだろう。楽な仕事ばかりじゃ腕が鈍る」と言う日車に対し、「たまにじゃないじゃん!!」と苛立ちを見せる清水。
高木が語る日車の過去について
場所は喫茶店に変わり、日車の知り合いである高木に愚痴をこぼす清水。
「日車さんって昔からあぁなんですか？」と問う清水に、高木は「むしろ昔より酷くなってんじゃん？」と答えます。
日車は以前、飲酒運転の危険運転致傷の弁護を担当。
しかし、関係者に口裏を合わせられ、示談金も用意できず執行猶予も取れないという結果に。
被告人に責められる日車に対し、「もう無理筋の刑事弁護なんてやめなよ」と高木は言葉をかけます。
一方、弱者（かれら）は経済的にも精神的にも追い詰められており、「私に当たるのも無理はない」と言う日車。
高木の「君のこころはどうなるのさ」との問いに、日車は答えます。
「……私は」と。
大江が無罪判決に
日車・清水の奮闘の末、被告人の大江は無罪判決となります。
法廷がざわめく中、「まだだ。すぐ控訴してくる」と冷静な日車。
大江に無罪判決が出たことは世間でも話題になり、注目を集めることに。
大江が無罪判決となったのは、犯行時刻にコンビニの防犯カメラに大江が映ってたことなどが理由。
「俺を信じてくれてありがとう」と涙を流して日車に礼を言う大江。
一転して有罪となった大江
控訴審（二審）では、一転して大江は有罪・無期懲役となってしまいます。
二審で検察側からは新規の証拠は提出されず、無茶な事実認定が下され判決が覆ることに。
無罪判決を受けた時とは打って変わり、日車のことを睨みつける大江。
日車は胸中で思います。
「何故私をその目で見る」と。
日車の思いとは？
場面は高木と日車の会話に戻ります。
高木の「君のこころはどうなるのさ」との問いに、「……私は弱者救済などと掲げてはいません」と答える日車。
昔から自分がおかしいと感じたことを放っておけない性分であり、それが治ってないだけと続けます。
正義の女神が目を塞ぎ、人々が目を瞑る一方で、「私だけは目を開けていたい」と吐露する日車。
法廷で術式を使用する日車
裁判長が閉廷しようとする中、日車はガベルを机に叩きつけます。
「日車さん…？」と清水が怪訝に思う一方で、「全員戻れ」と言う日車。
「やり直しだ」とガベルを掲げる日車の後ろには、式神のようなものが存在したのです。
160話へと続く。
次回呪術廻戦160話のネタバレはこちら
呪術廻戦159話のネタバレ感想・考察
大江の無罪判決は正しかった？
大江が無罪判決を受けたのには、以下の理由がありました。
・盗まれたものが大江の部屋に見当たらなかったこと
・NPO内に犯行直後から行方不明になっている人がいたこと
・遺体から想定した犯行時刻にコンビニの防犯カメラに大江が映っていたこと
大江と同じく住み込みで働いていたものの姿を消した人物が真犯人であり、大江は一審の判決が正しく無罪・冤罪だったと思われます。
日車は元々術式を所持していた？
「天使」と名乗る千年前の術師である来栖華や、400年前との発言をしている鹿紫雲一とは異なり、日車寛見は呪物を取り込んでいないと思われます。
吉野順平のように元々術式を所持しており、羂索（けんじゃく）の無為転変によって術式を発揮できるようになったのでしょう。
日車の性格は羂索（けんじゃく）によって変わった？
無罪判決から一転して無期懲役となった大江に睨まれた日車。
本来の日車であれば術式を使用するといった凶行に及ぶことはなかったかもしれません。
しかし、人々が殺し合いを始めるよう、日車は羂索の仕込みを受けていました。
彼が術式を使用し、102ポイントものポイントを獲得してしまったのは、羂索の仕込みによって性格を変えられてしまったからかもしれません。
呪術廻戦主要キャラの現在状況はこちら
呪術廻戦本誌のネタバレ一覧
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ここから下は、159話が出る前の予想内容になります。
呪術廻戦159話の展開予想
鹿紫雲一（かしもはじめ）の正体・能力とは？
死滅回游の新たなプレイヤーとして登場した鹿紫雲一（かしもはじめ）。
彼は全プレイヤーの情報を開示するために9個目のルールを追加します。
最低でも40人の術師を殺して200ポイントを得た鹿紫雲の正体・目的とは何なのでしょうか？
正体：千年前の術師？
死滅回游のプレイヤーは「①呪物を取り込んだ」「②脳をいじられた」のどちらかに該当します。
鹿紫雲は「400年前の方が幾分ましだった」との発言から、「①呪物を取り込んだ」で確定でしょう。
羂索が千年からコツコツ契約して呪物に成った術師が、受肉して非術師の体を乗っ取ったと思われます。
ただし、400年前との発言から鹿紫雲本人は千年前の術師ではなく、400年前の術師と考えることもできます。
目的：宿儺と戦うこと？
鹿紫雲は「何処にいる宿儺…!!」と宿儺について言及しています。
このことから、彼は宿儺と戦うことを目的に死滅回游に参加していると思われます。
東京第2のコロニーにいる鹿紫雲は、宿儺を宿す虎杖と戦うことになるかもしれません。
能力：電気関連の術式？
呪術廻戦158話より引用。術師を殺したコマの鹿紫雲の周囲には、「パリッ」という効果音が描かれています。
術師をどのように殺したのかは定かではないですが、効果音通りに電気関連の術式を用いるのかもしれません。
また、手にしている呪具が鍵となる可能性も考えられます。
日車寛見（ひぐるまひろみ）の正体・能力とは？
呪術廻戦143話より引用。既に102ポイントを獲得しているプレイヤーとして登場した日車寛見（ひぐるまひろみ）。
胸元にバッジをつけているように見えるため、143話にて描かれていた弁護士バッジをつけた人物と同一人物でしょう。
正体：脳をいじられた元非術師？
日車は、裁判で裁判長が使用する木槌・ガベルを手にしているのが特徴。
木槌・ガベル自体は千年前には存在しなかったと思われるので、鹿紫雲のように呪物を取り込んではいないでしょう。
脳をいじられて術式に覚醒した元非術師の可能性が高いです。
能力：裁判関連の術式？
胸元に弁護士のバッジをつけ、手に木槌・ガベルを持っている日車。
これらの要素から、日車の術式には裁判が関連していると思われます。
もしくは、木槌・ガベルを呪力で強化するなどして、虎杖のように肉体メインで戦うということも考えられます。
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