呪術廻戦163話のネタバレ考察。虎杖甘井、伏黒麗美はそれぞれ日車のもとへ。嘘つきは麗美であり、伏黒はレジィと対峙する展開に。一方の虎杖は甘井の案内のもと、日車と接触し…
前回呪術廻戦162話ネタバレのおさらい
- 杖は初心者狩りの羽場と対峙
- 羽場の頭をカチ割って勝利
- 「西中の虎」を知る甘井が虎杖と合流
- 麗美は死滅回游に参加して12日目
- 虎杖甘井、伏黒麗美はそれぞれ日車のもとへ
- しかし甘井は池袋、麗美は新宿を目指す
- 謎のレシート男が新たなカモを探している
前回呪術廻戦162話のネタバレはこちら
呪術廻戦本誌163話のネタバレ考察
処世術に長けた甘井の過去
甘井の高校生時代。
「え…なっ何?」
(あー違う違う全然なってねえ)
3人の不良が1人の少年を取り囲んでいます。
その様子を、甘井凛は少し離れたところから見ていました。心の中で、怯えた様子の少年にダメ出しし、お手本を実践します。
(こうだよ!こう! 『ちょっ何スカ〜?』)
「…。」
(何黙ってんだよ!ヘラヘラ笑ってりゃいいんだよ!)
3人の不良が少年を蹴り始めます。
(あーあ言わんこっちゃねぇ、言ってねぇけど。なんでわかんねえんだよ馬鹿なのか?)
甘井は世渡りの方法を身につけていました。不良に目をつけられないためには、適度にヘラヘラ調子を合わせれば良いのだと。
虎杖と甘井の出会いが明らかに
3人の不良が少年をいじめていると、そこに1人の中学生が。
西中の学ランを着た中学生は「やめろよ」と言い、不良の1人に殴りかかります。
さらに、襲いかかる残り2人の不良も一撃で倒してしまいました。
虎杖は残された甘井を睨みつけて問います。
「アンタは?」
「お…俺…?」
死滅回游泳者(プレイヤー)
虎杖悠仁、甘井凛
麗美・甘井は目的地へ
麗美は伏黒を連れて、池袋を通って新宿へ向かおうとしていました。
一方の伏黒は、物資が豊富な池袋は避けるべきだと助言。
しかし、麗美は「道がわかりやすい」「近くに私の拠点がある」という2つの理由から、要町で休憩し、池袋を目指すのでした。
その頃、虎杖・甘井ペアは池袋に到着。
甘井は虎杖を、日車の居る劇場へ送り届けます。
「マジで行くのか?」
「仲間と合流したい所だけど急ぎだからなぁ」
「そんじゃなー!」
劇場に入っていく虎杖を見送る甘井。
「ごめん…虎杖!」
嘘つきは麗美
「日車?あー…残念ながら俺はレジィだ。君、騙されたの♡」
伏黒の前には、全身をレシートで覆う男性が立っていました。
嘘つきは麗美。レジィと繋がっており、伏黒をレジィのいるマンションに誘い込んだのです。
「喋るな、時間の無駄だ」
伏黒は玉犬を召喚します。
虎杖は日車と会話に成功するが…
劇場の舞台に到着した虎杖の前には、バスタブの中に服を着たまま浸かっている日車の姿がありました。
「風呂?」
「誰だ、そこで何をしている」
「アンタこそ」
「思っていたより気持ちがいい。最近色々とどうでも良くなってな。やってはいけないと思い込んでいたことにチャレンジしているんだ」
「30半ばを超えてグレてしまったわけだ、笑うか?」
「ちょっと。アンタ日車だよな、話がしたい」
「アンタ100点持ってるよな」
虎杖は日車の発言から、日車が受肉した過去の術師ではなく、術式が開花した現代の術師だと察しました。
(話が通じる!交渉の余地がある!)
虎杖は日車に伝えます。「えーと端的に。俺達は死滅回游を終わらせたい」
「俺も端的に言おう。断る」
虎杖 VS 日車
日車は死滅回游に可能性を感じているといいます。
なぜなら、時に法律は無力な一方で、死滅回游のルールを犯した者は平等に裁かれるのですから。
「ルールに問題があるのは認めるが、回游の土台のシステムは見守りたい。すぐ終わってしまっては困る」
「特にルール二と八。術式の剥奪は一度見届けたい」
「言い方を変える。100点を使わせろ、日車!」
「気に入らない奴をブチ殺したことがあるか?思っていたより気持ちがいいぞ」
日車は天秤のような姿をした式神を召喚しました。
虎杖 VS 日車 開幕!
164話へと続く。
次回呪術廻戦164話のネタバレはこちら
呪術廻戦163話のネタバレ感想・考察
虎杖と伏黒は合流できる?
非常に近い位置にいるため、合流の可能性はあります。伏黒のいる要町と虎杖のいる池袋は、徒歩10分ぐらいの距離です。
日車がいたのはどこ?
池袋駅西口にある東京芸術劇場です。
甘井の「ごめん」の意味は?
日車のもとへ向かう虎杖に、心の中で「ごめん」と謝罪した甘井。甘井はまだ何か隠している可能性があります。例えば、甘井も麗美のように、日車の指示でカモを探していたなど。
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ここから下は、163話が出る前の予想内容になります。
呪術廻戦163話までの展開予想
甘井と麗美、どっちが嘘つき?
現状は甘井が怪しい
甘井は虎杖に最初「久しぶり」と声をかけました。その後「一方的に知っている」と発言。
「久しぶり」という言葉は1度話したことのある人に使うので、発言が前後で矛盾しています。甘井は小さな嘘をついており、「嘘つき」という観点では現状甘井の方が怪しいです。
どちらもホント・嘘の可能性あり
「どちらかが嘘つき」というのはミスリードで、どちらもホント・嘘の可能性もあります。
しかし、両方嘘の可能性は低いと予想。というのも、第1コロニーにいる高専組は虎杖伏黒のみ。どちらも嘘であれば、両方が日車と接触できず物語が進みません。
「①どちらもホントのことを言っていて、どちらかが接触」
「②片方がホント・嘘を言っていて、どちらかが接触」
の2択になるでしょう。
伏黒が日車に辿り着く理由
では最終的に、虎杖伏黒どちらが日車にたどり着くのでしょうか。結論から申すと、伏黒の可能性が高そうです。理由は以下3つ。
- お互い式神のようなものを使う
- お互い不平等な現実を目の当たりにした
- 津美紀の背後にヒマワリ(別名ひぐるま)が描かれた
理由1:お互い式神を召喚する
伏黒は十種影法術で式神を召喚。日車も自由の女神を模した式神のようなものを召喚。似た能力を持つ者同士、対決になりそうです。
理由2:お互い不平等な現実に直面
両者は、不平等な現実に直面したという点で共通。似た境遇ということからも、対峙する展開になりそうです。
伏黒は善人の津美紀が呪われたことで、この世には「不平等な現実のみが平等に与えられている」と考えるように。
一方の日車も、被告が不当な有罪判決を受けるなど「不平等な現実」を目の当たりにしてきました。
理由3:ひぐるま=ひまわりの別名
ひぐるまは「ひまわりの別名」であり、ひまわりは既に9話で登場。伏黒津美紀の背後にひまわりが描かれました。
芥見先生は9話の時点から、津美紀をめぐって伏黒と日車が激突する展開を、伏線として仕込んでいたのではないでしょうか。
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(C)芥見下々
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