呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)135話のネタバレ解説。脹相（ちょうそう）は弟である虎杖を守るため、偽夏油・裏梅と対峙。赤血操術で一矢報いる脹相だったが、裏梅の氷術式で全員が氷づけの危機に。しかしそこへ九十九由基が現れ…
この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ最新話をまだ見ていない方が閲覧する際はご注意ください。
前回呪術廻戦134話ネタバレのおさらい
- 偽夏油の目的が術式の抽出だと判明
- 京都校が参戦し偽夏油と戦闘に
- パンダ、日下部、歌姫も参戦
- 脹相が現れ、偽夏油は加茂憲倫だと暴く
- そこへ裏梅も登場し脹相と戦闘に発展
前回呪術廻戦134話のネタバレはこちら
呪術廻戦本誌135話のネタバレ
脹相（ちょうそう）は術式で虎杖を弟だと判別
なぜなら術式「赤血操術」の影響により、血の繋がった弟達の異変(死)は、どんなに遠くにいても感じ取れるから。
虎杖を倒した際に記憶がフラッシュバックしたが、その原因が虎杖の「死」を強烈に感じ取ったからと考えれば説明がつきます。
脹相は虎杖が血の繋がった弟だと信じ、虎杖を守るために偽夏油・裏梅と全力で戦うことを決意する。
偽夏油・裏梅と戦う脹相（ちょうそう）
臨戦態勢に入った脹相は「穿血(せんけつ)」を放ちます。穿血の攻撃速度は凄まじく、裏梅は回避できずに掌で攻撃を受け止めます。
さらに脹相は、穿血を回避した偽夏油に対して急接近し、打撃攻撃を仕掛けていきます。
しかし、偽夏油にダメージを与えることができません。なぜなら脹相は虎杖との戦いで疲弊していたから。
攻撃をいなされ、逆に偽夏油から反撃を受けてしまいます。だが脹相は挫けずに立ち向かい続けます。
なぜなら、脹相は虎杖のお兄ちゃんであり、兄は弟のために命を張るべきだと考えていたから。
そんな脹相の様子を見ていたパンダは、隣にいる虎杖に尋ねます。脹相は他人だよな？と。
他人どころか1度殺されかけたと、返事をする虎杖。残念ながら、虎杖は脹相を兄だと思っていません。
裏梅の術式は氷！絶体絶命の危機に
脹相が敵を引きつけていたので、その隙に虎杖とパンダや京都校の面々は、獄門疆を取り戻すべく戦闘に参加。
4人がかりで偽夏油に迫っていきます。しかし作戦は失敗に終わります。
なぜなら、裏梅が術式「氷凝呪法/ひこりじゅほう」を使用。その1つ「霜凪」を発動し、5人は一瞬で氷づけにされてしまったのです。
虎杖・脹相・パンダ・加茂憲紀（かものりとし）・日下部は身動きが取りません。
日下部いわく、動けば体が割れてしまうほどハイレベルな氷術式だといいます。
さらに、裏梅は反転術式を使い穿血で傷ついた掌を治療。裏梅の呪術のスケールは段違いです。
しかし絶体絶命の危機ではあったものの、意外にも偽夏油が止めに入ります。
偽夏油は、伝達役(メッセンジャー)として誰かを生存させようとしていました。
虎杖と脹相（ちょうそう）の会話
偽夏油が裏梅を止めに入ったものの、伝達役は1人で事足りるため、裏梅は虎杖以外の全員を殺すことに。
脹相の頭部に対し、氷の刃を突き立てていきます。
しかしギリギリのタイミングで、虎杖が氷を破壊して脹相を救出。どうやら宿儺の器であるため、虎杖の氷結のみ甘かったようです。
虎杖は脹相に「味方か？」と尋ねると、脹相は違うと答えます。
なぜなら脹相はお兄ちゃんだから。
脹相は虎杖に、お兄ちゃんと呼んでくれないか？と真顔でお願いします。しかし虎杖は脹相を兄だと思っていないので、当然のように無視。
九十九由基が救援として登場
一方、空中を浮遊していた西宮は裏梅の氷術式を回避していました。
虎杖が氷から出たタイミングで、術式「付喪操術」を発動。飛ぶ斬撃「かまいたち」で偽夏油・裏梅を攻撃します。
しかし、偽夏油はかまいたちを容易に回避し、裏梅は素手で払い落とします。
攻撃が全く効かず内心ショックを受ける西宮だが、今動ける人物は西宮・虎杖・脹相しかいないため、虎杖と連携することに。
西宮は「歌姫が現在何かの準備中で、その準備ができるまで時間を稼ぐべき」だと虎杖に伝えます。
だが、裏梅が再び氷の術式を発動。「直瀑/ちょくばく」により、回避不可能な氷の刃が3人に襲いかかります。
「殺られてしまう」、そう覚悟した虎杖。しかし次の瞬間、虎杖たちに迫る氷が打ち砕かれました。
なんと特級術師「九十九由基」が現れたのです。
九十九は偽夏油に尋ねます。「どんな女がタイプだい？」と。
136話へと続く。
次回呪術廻戦136話のネタバレはこちら
呪術廻戦135話のネタバレ感想・考察
Q,九十九は味方？敵？
現状敵ではないでしょう。
というのも、九十九の目的は「呪霊の生まれない世界を作ること」であり、呪術師は呪いを生まないため敵対関係ではありません。
さらに、偽夏油の正体は九十九ではなかったので、目的のカギとなる真人は奪われた状態。一時的には高専と共闘しそうです。
Q,九十九はなぜ、どうやって渋谷に来た？
可能性は3つあります。
①冥冥と電話・憂憂術式で海外から移動
②真人を求めて日本に滞在
③裏切り者で渋谷事変を観察
個人的には①と予想。
なぜなら九十九は特級呪術師なので、容易に真人討伐が可能。わざわざ高専の居る10月31日に事を起こす必要がありません。
さらに裏切り者なら、偽夏油と敵対する必要もありません。
消去法的にも①でしょう。
Q,偽夏油・加茂憲倫の中身は結局誰？
シン陰流考案者「蘆屋貞綱」だと予想。偽夏油はメカ丸・日下部三輪のシン陰流を評価していました。
さらに自身の作品である虎杖を自画自賛していたことから分かるように、偽夏油の中身は自分の作品を褒める傾向があります。シン陰流を褒めていたのは、自身が考案者「蘆屋貞綱」だからではないでしょうか。
加えて偽夏油は嘱託式の帳を下ろすなど、高度な結界術に長けています。そしてシン陰流は、結界術と同じ方法で構築する術式なのです。蘆屋貞綱であれば、偽夏油が結界術に長けていることに筋が通ります。
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呪術廻戦本誌のネタバレ一覧
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ここから下は、135話が出る前の予想内容になります。
呪術廻戦135話までのネタバレ予想
脳の正体は蘆屋貞綱か
呪術廻戦82話より引用。シン陰流の発案者が黒幕の可能性
蘆屋貞綱とは、呪術全盛の平安時代に存在したシン陰流を編み出した人物。呪詛師や呪霊から門弟を守るために、一門相伝の技術を生み出しました。
結論から申すと、偽夏油と加茂憲倫の脳の正体は「蘆屋貞綱」である可能性が高まっています。その根拠を解説していきます。
根拠1：シン陰流を度々評価している
呪術廻戦82話より引用。偽夏油は、作中において2度シン陰流を目にしています。
1回目はメカ丸のシン陰流簡易領域。
2回目は三輪・日下部のシン陰抜刀です。
ここで特筆すべきなのは、偽夏油はどちらの場面においても、シン陰流の技を褒め称えているということ。
シン陰流を作った張本人であれば、シン陰流を評価するのも自然です。
偽夏油は自画自賛をする癖がある
加えてこの根拠をより強固にしているのが、偽夏油は自身の作品を自画自賛する傾向があること。
主人公の虎杖は「呪胎九相図」だとほぼ確定しています。九相図を作ったのはもちろん加茂憲倫。
そして偽夏油(加茂憲倫)は虎杖と初めて対峙した際、「我ながらさすが、宿儺の器はタフだね」と九相図を作った自分を自画自賛する言葉を残しています。
このことから、脳の正体が蘆屋貞綱であれば、シン陰流を褒めていたことにも筋が通るのです。
根拠2：偽夏油は結界術が得意
呪術廻戦82話より引用。シン陰流は結界術と似ている
偽夏油は嘱託式の帳など、高度な結界術を駆使していました。このことから、偽夏油の正体は結界術に長けた人物であると予想できます。
そして呪術廻戦における結界術は、シン陰流と同じく「自分の中に0から術式を構築して発動」するのです。
シン陰流の考案者である蘆屋貞綱が脳の正体であれば、偽夏油が高度な結界を使えることにも納得できます。
天元の可能性もあり得る
蘆屋貞綱と同程度怪しい人物としては、天元様が挙げられます。
というのも、結界術は天元の力を元に構成されているため、蘆屋貞綱と同じく、結界術に長けた人物と考えられるため。
謎に包まれた存在という点からも、天元が黒幕という可能性は十分にあり得ます。
ただ現状は、蘆屋貞綱に比べて根拠は少ないため、個人的には蘆屋貞綱だと考えています。
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