呪術廻戦204話のネタバレ考察。羂索が使用した新たな重力の術式、九十九が装備したメカニックな尻尾、羂索が各国の首脳陣に接触していた理由について考察。
前回呪術廻戦203話ネタバレのおさらい
- 羂索VS脹相が開始
- 脹相を圧倒する羂索
- 天元が脹相を助けるように促すも九十九は待ちの姿勢
- 弟たちの想いを背負って脹相が立ち上がる
前回呪術廻戦203話のネタバレはこちら
呪術廻戦本誌204話のネタバレ考察
呪術廻戦204話のキャラ情報
キャラ | 現在の状況 |
---|---|
脹相 | 薨星宮(こうせいぐう)直上にて羂索と対峙。ついに羂索に新たな技を使用させることに成功。 |
九十九由基 | 脹相と共に天元の護衛中。羂索が謎の術式を使用したタイミングでついに参戦。 |
天元 | 薨星宮内にて自身を護衛する九十九と語らう。九十九から自身と同化した星漿体の声を聞き出そうとするが失敗する。 |
羂索 | 天元を獲得するために薨星宮を襲撃。脹相に新たな技を使用させられてしまう。 |
九相図兄弟の絆
壊相(えそう)、血塗(ちけず)、そして虎杖(いたどり)に背中を押されたような気分を味わう脹相。
脹相「任せろ!!」
羂索によってぼろぼろの状態になりながらも、脹相は再び攻撃を始めました。
赤血操術「穿血」を放つ脹相。しかし、羂索には完全に見切られており、簡単にかわされてしまいます。
続いて血の追尾弾を放つ脹相。壊相の技「翅王(しおう)」を真似た攻撃を繰り出します。翅王の能力で加速し、肉弾戦に持ち込む脹相。
しかし、羂索は呪霊を駆使して脹相を翻弄。呪霊の消失反応で目眩ましなどのトリッキーな技を使用します。
ついに脹相が羂索の実力を引き出す!
当たらない攻撃を続ける脹相に対して、煽るように笑いかける羂索。
しかし、脹相は決してあきらめず、今度は血塗の攻撃をオマージュ。自分の腕を切断し、血で延長して腕を伸ばします。
羂索を掴み、自分の元へと引き寄せた脹相。そこで今度は強力な一撃を加えるべく、虎杖のイメージした渾身の拳を降り下ろします。
しかし、羂索はそれを呪霊であっけなくガード。
羂索「終わり?」
脹相「どうでしょう!!」
再び翅王を展開し、追尾弾を放つ脹相。しかし、「それじゃ速度も威力も足らない」と羂索は簡単に避け、まだまだ余裕を見せています。
しかし、脹相の本当の狙いは追尾弾を放つことではなく、追尾弾の軌跡に血液の爆弾「超新星」を紛れ込ませること。
羂索の周りに複数の超新星が浮かびます。
すかさず起爆する脹相。しかし、それらはすべて羂索の“呪霊操術”以外の能力でたたき落とされてしまいます。
脹相「使ったな!!呪霊操術以外の何かを!!」
九十九登場!戦闘は特級の世界へ!
九十九「私は一人っ子だけどさぁ」「最高だぜお兄ちゃん!!」
羂索の新技を見極め、満を持して登場した特急術師・九十九由基。
ついに九十九VS羂索の特級術師同士の戦いが始まるのでした。
205話へ続く
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呪術廻戦204話のネタバレ感想・考察
羂索の新たな術式の正体は重力?
今回204話でついに羂索が新たな術式を使用しました。
詳しい描写については触れられていませんが、脹相が放った複数の超新星を同時にたたき落としていた様子を見ると、重力に関する能力だと思われます。
ポイントとしては、羂索の背後を含めて周囲全ての床がぼろぼろになっているところを見ると、視認していない箇所でも攻撃が可能なようです。
また、今まで呪霊操術でいなしていた攻撃を別の手段で対処した点から、呪霊操術よりも発動までのスピードが早いことが分かります。
重力の能力であった場合、他作品でも強力な能力であることが多いため、今後の戦いの様子が楽しみですね!
九十九は尻尾を使って戦う?
今回204話にて、九十九が尻尾のような呪具(?)を装備した状態で登場しました。
見た目は全体的にメッカニックであるものの、内部に筋繊維のようなものが見えており、しなやかさを感じさせます。
長さも九十九の身長と同じくらいとかなり長く、広いリーチで戦うことができそうです。
あまり肉弾戦で戦うイメージのなかった九十九でしたが、尻尾を使用した近接戦闘がメインなのかもしれませんね。
また、九十九はまだ術式が明かされておらず、星漿体の声を聞けるといいう点から、相手の思考を読み解く能力だと考えられています。
相手の呪力を感じ取り、そこに含まれた感情や思考を読むことができれば、天元に同化した星漿体たちの声を聞くことができるということも納得です。
戦闘面では、相手の動きを先読みして行動できるというまさにチート能力になります。
しかし、九十九も4人しかいない特級術師の1人。作品の中でも屈指の強さをもっていないとむしろバランスが悪いくらいです。
相手の思考を読む能力は他作品でも強力な能力の扱いを受けているので、まさに特級術師である九十九にふさわしい能力だと言えるでしょう。
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ここから下は、204話が出る前の予想内容になります。
呪術廻戦204話のネタバレ予想
前回呪術廻戦203話のキャラ情報
キャラ | 現在の状況 |
---|---|
脹相 | 薨星宮(こうせいぐう)直上にて羂索と対峙。九相図兄弟の想いを背負って無謀な戦いに挑む。 |
九十九由基 | 脹相と共に天元の護衛中。脹相を信じて戦いの行方を見守る。 |
天元 | 薨星宮内にて自身を護衛する九十九と語らう。九十九から自身と同化した星漿体の声を聞き出そうとするが失敗する。 |
羂索 | 天元を獲得するために薨星宮を襲撃。天元を守る脹相と対峙する。 |
羂索の領域展開は相手の完全支配?
仮に脹相の攻撃が成功し、羂索に対してある程度の危険性を感じさせた場合、領域展開を使用することになると思いますが、羂索の領域展開とは一体どのようなものなのでしょうか。
これまでの領域展開の傾向を見ると、使用者が持つ術式の特性の一部を必中化したものが多いように感じます。
呪霊操術の能力は現状「呪霊を支配する」「呪霊を呪力の塊にする」の2種類が確認できます。
それらを拡大解釈し、領域展開に当てはめた場合「呪力を持つものを完全に支配する」という恐ろしい能力のではないでしょうか。
少なくとも、真人や五条の領域展開と同じような、入った瞬間に敗北が確定するタイプの領域展開になると思います。
羂索(夏油傑)は特級術師。それだけに、これだけの領域展開を持っていてもおかしくはないと思います。
羂索は領域展開を使用する?
羂索は脹相に対して低級呪霊のみを使用して、圧倒することに成功していました。
脹相は術師の強さで換算すると1級術師相当。決して弱くはなく、少なくとも今までに禪院直哉を倒したという実績も持っていますが、相手の羂索(夏油傑)は特級術師。やはり格段にレベルが違うようです。
しかし今回の脹相の目的は勝利ではなく、あくまでも斥候(せっこう)。羂索の情報を引き出して、同じ特級術師である九十九に引き継ぐ事を目的としています。
今回204話で低級呪霊の猛攻をしのぎきった脹相。一発でも羂索に対してダメージを入れることができれば、少なくとも上級呪霊を使用するのではないでしょうか。
なかなか厳しい展開ではありますが、かなり気合が入っているところを見ると、今話以上の善戦は期待できそうです。
九十九の能力は感情を読む?
前回、天元が九十九に対して、「オマエならわかるだろう」と自分と同化した星漿体(せいしょうたい)の声について聞くシーンがありました。
同じ星漿体だった九十九だから声を聞くことができると思われる場面ではありますが、そもそも九十九の能力として声を聞くことができるという可能性があります。
相手の呪力を感じ取り、そこに含まれた感情や思考を読むことができれば、天元に同化した星漿体たちの声を聞くことができるということも納得です。
戦闘面では、相手の動きを先読みして行動できるというまさにチート能力になります。
しかし、九十九も4人しかいない特級術師の1人。作品の中でも屈指の強さをもっていないとむしろバランスが悪いくらいです。
相手の思考を読む能力は他作品でも強力な能力の扱いを受けているので、まさに特級術師である九十九にふさわしい能力だと言えるでしょう。
羂索が各国に訪れた意味
今回204話で羂索の目的が日本人1億人の呪力で呪霊を作ることだと判明しました。
呪霊を作る目的は“ただ作る”こと。誰も見たことがないものを作り、その様子を観察することだと語っています。
現状ただのサイコパスのような印象を受けますが、ただ1億人の日本人から呪力を奪って呪霊を作るだけだと、羂索が各国の首脳陣に接触した理由が不明です。
恐らくですが、天元を手に入れた後の羂索の目的は、1億人の呪力で作った呪霊で各国の軍隊を潰そうとしているのではないでしょうか。
羂索曰く、現状の気持ちとしては「白い画用紙の前でクレヨンを握りしめた幼子のような心持ち」だと語っています。
子どもなら、手に入れたおもちゃは使ってみたいと思うはず。出来上がった呪霊の試運転を、外国の軍隊に対して行おうとしているのではないでしょうか。
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