呪術廻戦157話のネタバレ考察。綺羅羅の制圧に成功した伏黒。説得のために土下座をする伏黒を見た綺羅羅は話を聞くことに。一方、モニタールームの中からは虎杖を殴り飛ばした秤が登場し…
前回呪術廻戦156話ネタバレのおさらい
- 星マークの存在に気づく伏黒
- 伏黒は大量に呼び出した脱兎をすぐに消す
- 綺羅羅の術式のタネは”南十字座”
- 綺羅羅の術式の詳細を探る伏黒・パンダ
- パンダに向かって車を飛ばす綺羅羅
- 伏黒が5つ目の星マークを見つける
- 綺羅羅が伏黒に向かって次々と物を飛ばす
- 玉犬に捕まってしまう綺羅羅
- 伏黒は召喚した玉犬を解除していなかった
- 綺羅羅の制圧に遂に成功する
前回呪術廻戦156話のネタバレはこちら
呪術廻戦本誌157話のネタバレ考察
綺羅羅に土下座する伏黒
玉犬が伏黒に引っ張られたのは、伏黒が”呪力出力が高い方”でしたから。
綺羅羅の攻撃を防御しようと呪力で強化したことが、綺羅羅制圧という結果に繋がった様子。
悪態を吐こうとする綺羅羅に対し、伏黒は綺羅羅の拘束を解いて「話を聞いて下さい」と土下座をします。
その様子を見て思わず「分かったよ」と言う綺羅羅。
モニタールームから秤・虎杖が登場
その時、モニタールームのドアをぶち破って虎杖が登場。
どうやら続いて現れた秤に殴り飛ばされた様子。
伏黒・パンダに手を出さないように言う虎杖に、「ナメるじゃねぇか」と言う秤。
虎杖は秤に顔面を思いっきり殴られることに。
顔面をモロに殴られた虎杖を見て絶句する伏黒たち。
攻撃を避けない虎杖の目論見とは?
吹っ飛ばされた虎杖ですが、地面に手を突いたと思いきやすぐさま立ち上がります。
勢いよく鼻血を出し自らの目の前に立ちはだかる虎杖を見て、避ける気がないと察し「イカれてんな」と口にする秤。
一方の虎杖は、これは秤に自らを認めさせるための言わば儀式と認識。
秤が折れるまでもう避けない、反撃しないことを心に決めます。
虎杖の決意を感じ取ったのか、秤は言います。
「面白ぇ、話は聞いてやる。お前が立ってるうちはな」と。
自らのことを部品と例える虎杖
虎杖に何故初対面の自分を頼るのかと尋ねる秤。
「先輩達がアンタを強いと言ったからだ」と答えた虎杖は、再度秤に殴り飛ばされることに。
秤の拳を受け、ヤスリのついたバットでぶん殴られているみたいだと思う虎杖。
「術師が術師にするお願いは”一緒に命を懸けて下さい”が前提だろーが!!」と秤は虎杖に対して言い放ちます。
自らに命を懸けさせるだけの”熱”を伝えなければいけない、と続ける秤。
秤の言葉を受けて「俺に熱ねんてねぇよ」と言う虎杖。
自らのことを術師が呪いを祓うため、祓い続けるための部品と例えます。
立ち上がる虎杖に恐れを抱く秤
虎杖の答えに「超つまんねぇじゃん」と怒りを覚える秤。
秤は虎杖を殴り飛ばすと、伏黒・パンダに虎杖を連れて失せるように言います。
しかし、その秤の背後には殴り飛ばされたはずの虎杖が立っていました。
思わず虎杖から距離を取り、「何製だよオメェは」と口にする秤。
「俺は部品だ」と言う虎杖は、自らの役割を呪いを祓い続けることと続けます。
それに秤が必要ならば、秤が首を縦に振るまで付き纏うと口にした虎杖は、秤に対して問いかけます。
「先輩、アンタの役割は何だ?」と。
秤は伏黒たちに取引きを持ちかける
虎杖の目を見て「これが部品の”熱”かよ……!!」と感じる秤。
そんな秤に対し「熱くなってるんじゃない?」と綺羅羅は声を掛けます。
綺羅羅の指摘にぎくっとした様子を見せた秤は思います。「……”熱”に嘘はつけねぇ!!」と。
秤は様子を窺っていた伏黒・パンダに話しかけ、取引きを持ちかけます。
伏黒の礼を受け、「なんやかんや高専で人助けしてた金ちゃんが一番熱かったから」と答える綺羅羅。
158話へと続く。
次回呪術廻戦158話のネタバレはこちら
呪術廻戦157話のネタバレ感想・考察
「星間飛行」の引き寄せのルール
綺羅羅の術式「星間飛行」では、同じ星マークを割り振られた対象は、一方が一方に引き寄せられるという特徴があります。
この時、「呪力出力が高い方」がもう一方を引き寄せるというルールが存在します。
秤の呪力の秘密とは?
秤に殴られ、「威力の大小以前に”痛い”」「ヤスリのついたバットでぶん殴られてるみたい」と思う虎杖。
その原因は、秤の呪力は他の人よりもザラついているためのようです。
虎杖の発言の真意とは?
自らのことを部品と例え、呪いを祓い続けるのが己の役割と言う虎杖。
この発言は、渋谷事変時に真人と戦った際の「きっと俺は大きな…何かの歯車の一つにすぎないんだと思う」という言葉と同意だと思われます。
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ここから下は、157話が出る前の予想内容になります。
呪術廻戦157話の展開予想
秤の術式の正体とは?
酒の話から五条について言及することで、虎杖が高専関係者であることを察した秤。
綺羅羅からの不在着信で異常事態が発生したと気づくと、虎杖に攻撃をしかけます。
電車のドアを具現化し虎杖の動きを封じようとする秤ですが、彼の術式はどのようなものなのでしょうか?
ニューテクが絡んだ術式
ファンブックに百鬼夜行で保守派と揉めたと記されていた秤ですが、その要因は秤の術式にあると判明。
保守派は「呪術とはこうあるべき」という思想を持っており、「呪いのビデオ」のようなニューテクと絡んだ呪術は好まないとのこと。
秤の術式はニューテクと絡んだ典型であり、これが原因で保守派と揉めたようです。
”熱”の熱さで具現化できるものが変化?
虎杖に向かって術式を発動し、電車のドアを具現化した秤。
五条・乙骨などの評価とは異なり、術式としてはあまり強力ではないという印象を受けます。
”熱”を愛しているなどの発言に注目すると、秤は”熱”・テンション次第で具現化できるものが変化するという術式を持つのではないでしょうか?
155話では「冷めちまってるからな」と発言しており、秤の”熱”は失われていると思われます。
賭けの規模・成否が術式に大きく関わる?
漫道コバヤシでの芥見先生の発言から、秤の術式は「コンプラ違反」に関連してギャンブル系ではないかと予想。
今回の描写に当てはめると、虎杖が高専関係者であると察し、五条の話を持ち出してその予想を的中させるという”賭け”をしていたのかもしれません。
つまり、秤の術式は自ら”賭け”をすることで、勝った場合には自分の望み通りのものを具現化するといった能力なのではないでしょうか?
155話では、”賭け”の内容があまりリスキーではなかったため、虎杖を拘束するには向いていない電車のドアが具現化したと思われます。
今後大きな”賭け”をした場合には、乙骨よりも強力な能力を発揮することも考えられます。
伏黒の目論見とは?
候補1:大量の脱兎で綺羅羅に迫る?
綺羅羅を説得するため、大量の「脱兎」を召喚した伏黒。
脱兎を一気にけしかけることで、綺羅羅に近づけないという術式を正面から打ち破ろうとしているのではないでしょうか?
また、綺羅羅はこれまでの描写から、人・ものにマーキングをする必要があると思われます。
伏黒は、数えきれないほどのウサギで綺羅羅を襲わせれば、綺羅羅のマーキングが追いつかないと考えたのかもしれません。
候補2:脱兎の影に潜んで接近する?
155話の最後のコマの伏黒は、大きく息を吸っているように見えます。
これは影に潜った際には呼吸ができないため、前もって息を吸っておいたという描写ではないでしょうか?
大量の脱兎を生み出してできた影に潜ることで、密かに綺羅羅に近づくという作戦を取るのかもしれません。
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(C)芥見下々
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